気長にのんびりマイペースに。
半完混合/透過/書き手は複数/交流可
日常・雑話・惚気・裏表現・くだらない話が主。
背後から728クンが覗いてます。
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彼奴の言う通り、俺はあまり彼奴に対して興味…うーん、関心?いや、関心はあったんだが、…好意的なものを向けれなかった。
こう言う言い方をすると彼奴はまた怒ったり拗ねたりなんかするんだろうなぁと思いながらも、偶には素直な心情を吐き出してみたり。こう言う時だけ素直になってんなよ、と我ながら思う。
とりあえず話だけでも、と肩を叩いただけだった。相部屋だったけど合宿の時は余り会話もなかったから、まぁ、何か自分の身になれば良いか、くらいで始めたんだった。愛とか恋とか言う感情は俺に似合うモンでもなくて、少しだけ笑って話せたら、落ち着く様な相手が居たら良いか、の感覚で同級生の奴に話しかけたんだ。
だからお前からしたら、俺の発言だったり行動だったりに不満や不安があって、当初は俺にあんな言動だったのかもな。俺が悪いんだ、今となっては反省している。
胸倉掴まれる勢いで愛の告白を受けても、俺にはテニスしか要らないし、あの人の後ろを追い掛けるのが日常で、他の事なんてどうでも良かったんだ。
お前との会話は…楽しかったんだが、俺の日常を占める割合が段々と高くなって来たことが、逆に不安になって来てテニス以外の事に興味が傾くのも自分じゃないみたいで嫌だったんだ。
こんな心境が情け無くなって暴言吐きながら言ったらお前は普通に返して来たな、何となく言葉を覚えちゃいるが…。少し時間を置いてお前の言葉に頷いたのは、何だろうな…気の迷いか?ぶっ飛ばされそうだな、冗談だ。
少しずつお前を知って、お前が俺の事を理解して。
今笑っていられるのはお前のおかげなのは違いないだろうな。毎日声を聞ける事に感謝している、傍にいてくれる事に安心している。落ち着く相手が欲しいと肩を叩いた事を後悔した事は一度もない。
今互いに満たされるものがあるならそれでいい、と勝手に思っている。
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彼奴とは時間が許す限り傍にいる。
お互いにやる事をやって、手が空いたら何となく隣にいる。本を読んだり、宿題したり、テニス部の課題を終わらせて、自然と体が彼奴の隣に向いてしまう。
もう癖というか、日課と言うか、何だろうな。
とりあえず、隣にって感覚が染み付いている。
彼奴は酷くマイペースに見えていたのに今じゃ俺中心にしている気がする、自惚れか。
毎回同じ様な事を書いているが、布団で横になって二人で話す時が一番穏やかな時間を過ごしている。
最近は彼奴の趣味も覚えて二人で共有している事が多い、本棚に置いている趣味の雑誌を広げて彼奴に説明してやったら、嫌な顔もしないで頷いて聞いてくれる。
最近はすれ違う事がなくなった、何がきっかけか全く解らないが、二人でいつも笑っている気がする。
お互いに余裕が出来たのかとも思う。
すれ違う事は何がきっかけで起こるか解らないのもあるが、ずっと穏やかにゆっくりした時間を過ごしていけたらいいと思う。
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毎年この時期にある定期試験が終わった。
夏ぐらいから意識して、意識するのに未だあるっつってやらなくて、前日になり毎年後悔をするのに勉強せず、本番を迎えて肩を落とし、もう意味もないのに参考書を開いて試験を受ける。
電車の中で答え合わせをして、微妙な言葉使いで点数を貰えるのか否か考えたってもう結果は見えてるし。去年は何とか受かったんだが…今年はもう少し点数上がって欲しいけど、文言間違ってて、無理だな、と電車に揺られながら諦めて瞼を閉じたんだ。
後悔の念が生まれて項垂れて数日引きずるんだが、暫くの間忘れる。
で、忘れた頃に結果が来て、あわよくばボーダーより上だと良いな、なんて甘い考えで職員室に行く。
「ちゃんと勉強したら取れてました、今年」
何回同じ言い訳をするんだろう。毎年同じ事繰り返してて、ループでもしてんのか、俺。ループしてたら、…ちょっと興奮する話だな、奇妙な出来事だ、…バカな事言ったって仕方ない。
それよりも大事なレギュラーの試験が控えていて、それだけは絶対に落とせない。落としたら末代までの恥だと言い聞かせてる。…末代は俺だから別に良いんだが、いや、絶対に落とせない。
レギュラーに上がれたのは嬉しいんだが、もう絶対に試験を落としたらいけないってプレッシャーもあるし、大丈夫だと言われても一度危なかった事があるから、気が気じゃない。もう少し心に余裕がある部活にしたい。
まぁ、こんなに張り詰めてるのは俺だけかも知れないが、嫌な物は嫌で、面倒だ、とか口にする先輩もいるけど、俺はそんな風には考えられない。落ちたくないから今日から毎日数頁やろうかと思うけど、また12月からやる、なんて甘ったれるんだ、…マジでやろう。
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彼奴との時間はどんな時間も心底満たされてはいるが唯一嫌いな時がある。機嫌を悪くしてしまいそうなくらいにはずっと嫌な時間だった。でも口にするのは躊躇ってしまって、彼奴に嫌な思いをさせたくないだとか、色々すれ違いたくないから笑って頷いて理解のある良い恋人でいたいんだ。
つい最近何故か俺はずっと黙っていたのに嫌な時間を口にしてしまった。何だろうな、今なら言っても喧嘩にはならないか、と俺から離れて行く彼奴の背中に向かって初めて口にしたら、彼奴は笑って振り返って腕を伸ばして来る。
情け無いし、男が言う事か?と自分に問いかけながら伸ばされた腕に素直に落ち着いて理由をぽつりぽつりと口にした。…今この瞬間にそれが理由で別れを告げられたら受け入れるか、なんて冷静になりながらも、どう思われてるか不安で仕方なかったが、口にした言葉は取り消せないし、彼奴の反応を待つしかなかった。待ってる間はものの数分だったのに、俺には何時間にも感じられて腕の中で収まるのが嫌になって来て彼奴を突き飛ばして走って逃げようかと思った。
こんな俺の思考回路とは違って彼奴は優しく笑って可愛いと言う。俺に唯一似合わない形容詞を口にして宥めて来る。彼奴のその言葉はもう口癖の様なモノで抵抗する事も否定する事もないんだが、頷いて喜ぶ事もない。
唯何故かこの時は素直に受け入れて首筋に鼻先を埋めてゆっくり瞼を閉じてみた。彼奴の匂いがして、安心感で満たされながら言った言葉は間違いじゃなかったんだと彼奴の様子を見て理解した。
嫌いだと口にしたら困った顔をして俺に付き合うんじゃないかとか否定的な事ばかりが浮かんでしまうから、言いたい事はあまり言わずに黙ってしまう時がある。
それが結果すれ違いの原因になる事もあって、余計に言い出しにくかったり。
彼奴をもう少し信用してみたら良いんだろうか、言い方が悪いが。信用してないんじゃないんだ、俺が彼奴に対してもう少し寄り掛かって話してみたら良いんだろうな。
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暑いと毎日ぼやいてた8月を何とか乗り切って、暑さ対策も最近は落ち着いて来た。去年は夜練の後に頭痛したり怠かったりして、今年はない様に自分なりに対策したからか寝入りもよくて来年もしようかな、と今から考えていたりする。
お互いに部活の合間を見て連絡取り合って、彼奴の話を聞いたり俺の事を聞いて貰ったり最近は毎日穏やかな日を過ごしてる。彼奴の趣味の話を聞けるのは楽しい、携帯画面を覗きながら頷いて少し声色が高くなるのが解って楽しいんだな、って様子が解る。
この間は部屋で珍しくテレビを見る彼奴の隣に座って、眺めていたら彼奴の応援している人がいて。俺に向ける好意とは違う、憧れであったり尊敬であったりする感情が顔に出ていて見ていて楽しかった。
彼奴の好きな物を一緒に見れるのは嬉しい、何に興味があるのか解って良いから。
彼奴も同じ気持ちなんだと俺は勝手に思っていて、ペラペラと話し込んだら彼奴が怒り出して喧嘩になった事を思い出した、言葉に気をつけろと自分以外の相手に使うなと。当時の俺には彼奴の感情が理解が出来なくて説明しても平行線。何をそんなに?と相手を解ってやれないでいたら余裕のなかった感情を漸くと理解した。
そんな懐かしいすれ違いを思い出して笑えるのは今穏やかに過ごしているからかもしれない。彼奴はこれを読んだらまた謝ってくるんだろうな、と想像もつくし、腕を伸ばして擦り寄って来るのも予想がつく。
夏が終わって、体調も良く試合もしやすい毎日になって来たんだが、急に選手が体調不良。気が緩んだり季節の変わり目はやっぱり体調崩しやすいらしい。俺も変わり目は毎年風邪をひくんだが、今年は何とかまだ乗り切ってる。代わりに試合を請け負う事になり仕方がないしお互い様なんだが、やっぱり嫌な事もある。自分の与えられた試合数だけこなしたいけど、こればかりはどうしようもない。
夏物の制服もそろそろ衣替えの時期か…ロッカーに冬のズボンを入れたままにしていて母さんに持って帰って来いと叱られた。そうだよな、クリーニングに出さないと…汚い生活してる、ヤバいな。
まだ夏物で過ごせるうちに持って帰って洗って貰おう、プロに。
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部長に言われた、後輩を怒るなと。
一回も怒った記憶ないし、寧ろ関わってないのに何を怒るのか解らない。先輩達に怒る事ならあるんだがな。
俺ってそんなに怒りそうなキャラか?相手に言わずに黙って堪えてるけどな、絶対怒ったらいけないって言い聞かせて。
多分あの人はこれからの俺の立場見据えて言ってくれたんだろうな、と後から思い出す。
この間先輩達が学校の文句とか色々言うから話し込んでて、妙な事を言われた。
「日吉は俺等と文句の付け方が違う」
「どう言う意味ですか」
「俺等は面倒とか、ダルいとかそんなのばっかり」
解ってんなら我慢しろよ、と。黙って試合してろ、と思ったんだが、先が気になって聞いたんだ。
「で、どう言う意味ですか?」
「跡部が頭抱えそうな文句言う」
「何ですか、それ」
「お前は俺等と目線が違う、文句の核突いてる。跡部が突かれたら嫌なとこ」
思わず声出して笑ってしまった、…俺ってそんな変な事あの人に言ってんのか。自分の発言を振り返る様にしよう、次から。
…俺あの人に何言ってんだろ。
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年に一度の七夕。
今年は和暦も7年目で、滅多に経験しない様な日付だったり。そう言うの気にするんや、って笑ってたような気がする、関西人が。
毎年雨予報の特別な日も今年は晴れ予報になっていて、珍しいなぁってテレビを見てた。七夕伝説ってどう言う話だ、毎日毎日会っていて仕事もしないで遊んでいたから、親とか神様が怒って川作って離れ離れにしたって聞いた事があるけども。結局悲しんだ二人を見兼ねて年に一度なら、会っていいって許されたって話。
こう言う神話的な話には色々あるからはっきりしないけど、明確じゃないから色んな考察があって色々聞けて楽しいんだけどな。現実的に見られがちな俺だけど、こう言う話は好きで、詳しく聞きたくなる。普段の趣味とは違うが。
そういや、七夕って素麺食うのか?なんで。ウチは七夕だから素麺だってならないな。何食ったか覚えちゃいないが、今まで食った記憶はない。
あ、でもあれだ、天の川は見てみたい。大人になったら見に行けると良いな、と思ってる。あるんだよな、天の川って。天体に詳しい訳じゃないが。
二人にとったら特別で大切な日に地上にいる俺等は七夕にあやかって願いを叶えて貰おうとしているんだから、図々しいと言えばそうか。
天の川の二人に向けてこれこそ山の様な願いを渡されて全部目を通していたら二人の時間もなくなっちまう、気の毒と言うか、何と言うか。それでも何かを願ってしまうのは何でだろう。
大切な奴は一人傍にいるし、毎日笑って過ごしている。偶に荒波がやってくるけど、まぁ、何とか、何とか二人でやっている。願うなら、少し先の未来まで彼奴の隣で笑って過ごしていたい、図々しい俺の願いが二人に届いたなら、この先もずっと傍にいられるかもな。
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暑い日が続いていて、外に出るなと言われる時代に一人で引いている。けど、出ない訳にもいかないのがウチの学校で暑いとぼやきながら試合してる。
春先には家の近所を彷徨いていた猫も姿がなくて、多分日陰にいるんだろうな、と思う。越して来たカルガモの親子も川の水が湯に変わっていたりして、小さな雛鳥抱えて暑い中子育て大変だろうなぁと久々に覗いて見たら居なくなっていた。…ちょっとショックだ。
この親子もまだマシな日陰にいるんだろうと予想しつつ、でも涼しくなったとて、巣立ちを迎えるくらいになるだろうから、もうあの可愛い姿を見る事はないのかと思うと残念だ、また来年か。
俺の聞き間違いなのかどうか解らないが、雛鳥って歩きながら鳴いてんだな、猫は母親探す時くらいしか鳴いてない気がして、みんなそうかと思ってたら、ずっと鳴いてるから動物って皆違うんだなぁ、とこっそり覗いてた。…アレか、親鳥に居場所知らせてるのと同じか?…解らない。
今年の夏休みの自由研究の題材にしようか、動物の子供が鳴くタイミングについて。いい線行くんじゃないか、どうだろうか。
相変わらずのまとまりのない日記で。最近の頁を読み返したら、食い物か、動物か、…彼奴。
暑い暑いと言いながら、相変わらずベタベタ抱き付く彼奴を宥めて抱き返して。空調の効いた部屋じゃなかったら、どうなってるんだろ、離れろって言い合ってんのかな、想像出来て少し笑える。
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結果を聞いてホッとした。あまり自信はなかったけど、あわよくば受かってて欲しいと淡い期待をしながらこう言うのは忘れた頃にやって来る。忘れた訳じゃないけど手応えがイマイチだったから、結果を知りたいが知りたくない、そんな気分だった。一度落ちたから、取り返したいと思っててその試験だけ勉強して後は記念受験だなぁ、と思いながらやったんだが、何とか取り返す事が出来た。
3つ試験受けて後一つあるんだが、まだ結果は来てないらしいから、そっちはあわよくば受かってて欲しいな、と思う。レギュラーに関わって来るし少しホッとした。でもまぁ定期テストは絶対落とせないし、ゆっくり勉強しようとは思う。…本当に受かってんのか、もう一つの方、凄く気になるんだが…明日もう一度点数見直してみようか。
何とか落とした分の試験は取り返す事が出来たからキープしたい。また時期が来たら勉強しないといけないのが辛いところ。しかし今回は簡単だったのか、前に受けた時に合格者少なくて緩くしたのか…俺が受かるくらいだし。何人受かってた、とか教えて貰えないから感覚が解らない。
彼奴のいる時に合否聞いて、最初に伝えたかった。確か付き合いだした頃に受けた試験だったから。おめでとうと言われて少し照れ臭かったけど、良い結果を伝えられてよかったと思う。
いや、でも…本当に受かったのか?自信がないんだが、…うーん、…どうなんだろう。後で採点ミスって言われたら泣くかも知れない。
とりあえず、よくやった、俺って言っておこう。
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毎年この時期になると、かき氷が食べたくて。
この間部長にぼやいてみたら、丁度朝練終わりに時間が合って連れて行ってくれた。携帯で調べて行けそうなところ。こう言う時は彼奴がいたら直ぐに調べてくれて教えてくれるんだろうな、とか考えてみたり。
写真で見たらオシャレなカフェでやってるのかと思いきや、市民会館の中みたいな場所で驚いた。新しい建物で中は綺麗だったから思い切って入った、部長には新鮮だったかもな。
写真に載ってたかき氷を頼んだんだが野郎には目立ち過ぎる作りだった。…クマの顔の形してたから。
可愛いだろ?味も美味くて、部長のを少し分けて貰ったらコーヒーの味がして良かった。可愛いんだが、少し後悔もした。…言い方悪いんだが、…皿に首が乗ってる様に見えて食べるのが可哀想だった。
美味かったし、見た目は女が喜びそうなくらい可愛いんだが、…首に見えて…ちょっと後悔した。
やっぱり普通のかき氷にしたらよかったと思った。
次にかき氷食う時は味に重きを置こうと思う。
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もう夏が始まったらしく、暑くてバテそうだ。
梅雨は一体どこに行ったんだ、梅雨も好きではないけど、夏が始まったのは聞いてない。
トレーニングに出るのも嫌になって来たから、考えよう、夏は大嫌いなんだよ。許されるなら、坊主にしたい、……いや、ちょっと嫌だけど。
暑さ対策が年々綿密になって来て、去年無駄にした物は今年は買わずに、去年美味かった塩飴とか、タブレットは買ったりしてる。何故か急に梅が美味くて保健の先生と話してたら、夏バテに良いけど塩分強いから一日二個とかにしろとは言われた。まぁ、そうだよな、保存食だしな。今年は梅をメインに熱中症対策しようかとか安易な考えだな、我ながら。
服にスプレーしたり、素肌に触れたらマイナス何度とか言うのは俺には無駄、ちっとも涼しくない。パッケージと口コミにまんまと乗せられて。でも乗せられないと効果解んねぇし、こう言うのって。まぁ、年中外で試合してる俺にはちょっとやそっとじゃ涼しくならないっつー教訓。
一番良いのは…氷?になるスプレーがいいけどあれは二、三日でなくなる。でも結局アレがいいな、高いけどいい…何の営業してんだ、俺。
夏は嫌いだ、本当に。試合なんてしたくない、暑いから。部長がしてくれるって言っても夏は嫌だ、こっちから断りたい。
夏は嫌いだ、大嫌い。早く毎日が過ぎて欲しいってカレンダー見てる。…嫌いだけど、今年はいつもと違う夏が来ようとしてる。
今年は彼奴の誕生日がある。
お前の誕生日は夏だなぁとか、まだ半年あるな、とかまだまだ先の話だったのに、もう来月らしい。
何しようか、どうしようか。何も考えてない。
季節的な物は何だろうな、また考えよう。
夏は大嫌いなんだが、…彼奴の季節がやって来ると思えば、まぁ、…悪くはないのか。
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連休だからか、ウチの学校の試合を観に来る連中が多い。敵情視察と言うヤツか。…まぁ、9割があの人の所為なんだが。うるさくて仕方ねぇ。このクソ暑い中写真撮ったりずっと試合を観ていたり、他校の制服やら小学生くらいの子供が学校見学に来ていたりと理由は様々で。
…様々で、色んな奴が来てたりする。観客席にボールぶつけてやろうかと思う、写真が本当に嫌だ、映り込んでたら嫌だから言ってやりたいが…。流石にしていない。俺はあまり愛想がいい訳でもないから試合を観られても嬉しくもないし、声を掛けられても手を振られても九割方無視してる。誰に何を言われてもだ。この暑い中人を見る余裕はなくて、自分の試合に集中してた。
「大好きー。」
コートからベンチに下がった時に正面にいた人に言われた。俺に言ったのかと疑問だったけどそこには俺しかいなくて。初めてそんな言葉を言われて返す言葉もなくて、ベンチに座って振り返って見たらやっぱり俺だったらしくて、笑いそうになった。
「大好きー、お兄ちゃん。」
「分かるわー、俺も大好きあの兄ちゃん」
あまりに唐突で、一瞬何を言われたのか解らなかったが、小さな男の子がお母さんらしき人と試合を観に来ていたみたいだった。好きだといきなり言われるとおかしな事言うなって警戒するが、それが小さな子供だと解ると結んでいた口許が思わず緩んでしまってタオルで口許を抑えた。最近覚えた言葉なのか、何が好きなのか。試合が終わって、あの人と二人で歩きながら会話にしてみた。
「大好きって言われました。」
「抱き締めてやったか?」
「してませんよ。」
「抱き締めるのはあかん、抱っこならまぁ…」
9割あの人の所為なんだが、今日は少し癒される様な応援が聞こえて暑いのも耐えられた気がする。
ライバルがピチピチやった。微笑ましいから許したろ。
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この季節は試合をするのがちょっとだけ楽しい。
ウチもそうだが他所のコートに行っても、満開の桜が見れて嬉しい。移動の時も桜並木を歩いたり、変わった種類の桜が見れていい。唯長い間頑張って来た桜の木が切り倒されているのを見ると少し寂しい気もする。腐って来たり木の体調もあるだろうから、折れる前に片付けるのも仕方がないんだろうなぁ、と幹だけ残された桜の木を見て思う。
あまり写真を撮ったりする性格じゃなかったんだが、隣にいる奴の所為か気になる物を見つけると撮ってしまう。で、帰って来た彼奴に見せたくなる。最近も試合会場の桜撮って見せてた、……彼奴の癖が移ってきた。
近所に居る野良猫が、最近は日向に出て丸まってて昼寝してるらしくて見てたら癒される。日向が幸せなんだろうなぁって撫でてみたいが、嫌われた時のショックはデカそうだからしゃがんで眺めて終わる。冬の間は何処にいたのか、急に日向に現れるアイツらに聞いてみたい。
この時期を過ぎると暑くなって来て、もう外での試合はバテてくる。まだ制服の上着も朝夕は風が冷たくて着込んではいるが、末になって来ると昼間は邪魔だ。でも着ないと帰りが寒いし、と毎年悩んでる。段々暑くなるのに今から上着脱いでたら夏に耐えられないっつー変な耐性を付けようとギリギリまで着ていたり…何の試練を毎年やってんだと思う。結局5月くらいには暑くて上着脱いでるんだが、今年はどうだろうか。嫌な季節がやって来る。
また新しい一年が始まる、桜を見上げて通学して、暑くなって来たってぼやきながら真夏に堪える工夫をどうしようかと考えながら過ごす毎日。また熱中症対策のグッズ買い込んで試合するのか、…今年はスポドリの粉末買っておこうかな、水はあるし。
毎年夏の過ごし方を考える、どうやって乗り切るか。俺くらいかもしれないけど。
何も変わり映えのしない一年だったけど、今年からは隣に奴がいて。また違った景色が見えてくるのかと思ったら、少し楽しみな気もする。
久しぶりに書きに来たら纏まりのない文章になってしまった、もう少し上手く纏めよう、次は。仲良くしてます、喧嘩もするけど。…誰に報告してんだ、俺。
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懐かしい文字を見た。
少し怖くなって、気付かないフリをする。
大切な物は知られたくないから、…黙ってよう。平和に生きていたい、自分のペースで試合して、大事な人だけ傍にいて欲しい。
傍にいて欲しい。
もう逢いたいな、…意思が弱過ぎる。
俺がドアを開けたらいつも雨が降ってる。
叩き付ける雨ってヤツ。
猛烈な雨ってヤツ。
…雨男は俺なのか。
ならいっそうのこと雨と一緒に想いも涙も全部流れたら良いのに。
目が覚めたら元通りになってたら良いな、なんて我儘が過ぎて流石に夢物語。
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毎年部室で先輩達と夏はいつからネクタイを外して良いのか確認してる。毎年の事なのに忘れる。
毎年毎年同じ会話をする、誰が知っているのか。覚えてろよ、と思うけど去年の事なんて記憶からなくなる。で、先輩等も会話に詰まったら同時に俺の顔見て「お前は知ってるだろ」って無言で見つめてくるのやめて欲しい。俺はあってもなくても良い人間だから期間とか気にしてない。どうでもいい事は本当記憶から無くすから合ってるか知らないし、先輩等に適当な事言えないから困る。
つか俺に聞かずにアンタ達の同級生に聞けば良いだろ、といつも思う。一番詳しそうなのが近くにいるんだから聞けば良いのに。部長追いかけ過ぎて何でも知ってると思ってんのか、覚える気がないのか、誰かが知ってるだろうっつー他力本願なのか、知っていて試されて…はいないな、このひと達に。
秋口になれば逆にネクタイはいつからやるんだって毎年言う。
本当に毎年言ってる、同じ台詞を春と秋に絶対。ロッカーに貼れよと思うんだけど、先輩等との恒例のコミュニケーションだと思えば良いか、と毎年この時期と秋口にネクタイの話をする。
もう秋口とか言う言葉はなくなるかもしれない。夏終わったら一気に冬だもんな、今年の夏も暑いんだろうな、…夏の楽しみは一つ増えたが、それ以外はもう試合が辛いってだけの現実。
ロッカーに置きっぱなしのウィンドブレーカーを片付けてジャージも上着をどうしようか悩んでる。夜は少し寒かったりするから、まだ置いていよう、とか。ロッカーの整理もしないと色々部長から貰った資料とかでいっぱいになって来て捨てていいのか悪いのか区別付かなくてそろそろ雪崩が起きそう。
そして俺は先輩等と別れた後にこっそり掲示物を確認してる。
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少し前から家の近所の川に軽鴨の親子が越して来たみたいだ、全く綺麗でもない色んなゴミが捨てられた川なのに。なんでこの川にしたんだって思うけど、去年から子育てに来てる。
今年の母親は去年の雛鳥なのか、2回目の子育てなのか、別の鴨なのか、全く解らないが、…可愛い。去年はふた家族だったけど、今年はひと家族だけらしい、母親と雛鳥が、9くらい。思わず写真に撮ってしまった。
ずっと眺めてたら気づいたんだが、ずっと鳴きながら歩いてる。餌食う時に鳴いてるのか、歩きながら鳴いてるのか、どっちか解らないけど、可愛い。
テレビでカルガモ親子の引越し映像を見た事があるが、ウチの近所は恐らく別の場所から流れて来たんだろうな、降りる様な場所はないし。
餌っつー餌があの川にあるのか謎だがな。鴨って何食ってるんだろう、イメージ的には虫か?田んぼに来る虫食ってるのは見た事あるが、害虫対策みたいなの。川じゃなくて田んぼに行けばいいのに、あの親子にとったら違うんだろうな、あのゴミだらけの川が良いんだろうか。
親子が越して来て暫く晴れた日が続いてて最近は強い雨が降る事があるから流されてないと良いけどな。今日は一日雨の日で、朝からずっと強い雨が続いてる。見に行けないから、少し気に掛かる。…見に行きたい、けどこの雨じゃ難しいから、見えるわけもないのに窓から川を眺めてた。
夕方に親父が川覗いたら母親だけ居ないらしい。新しい場所の選定に行ったのかも、またこっそり覗いてみよう。すっかり軽鴨親子にハマってる。
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寝違えた。
あんまり寝違えるとかないんだが、珍しく首から肩にかけてスゲー痛くて。親父に湿布貼って貰ったけどなんつー情け無い姿、学校休んでやろうかと思った。寝違えた話を部室でしたら、心配されたのか笑われたのか。
意地になって試合に出たくなる。唯この日は背後から俺を呼ぶなと思った、振り返るのが一番辛かったから。
結局二日間痛くて、三日目で何とかマシくらいには。痛かった違和感だけ今も残ってて完全に治ったまではいかない。こう言うのは暫くかかるのか?あんまり寝違えるとかなくて、寝てる間に痛いのは偶にあるけど起きたら治ってるから経験がない。
部屋で彼奴に言ったら宥めてはくれた。くれたけど、彼奴……ちょっと俺が別の事に気が傾くとグイッと引っ張る癖があって、痛いっつってんのに、いつもの癖で顔掴んで引っ張るから死ぬかと思った。
「ッ、イッテーー!」
「わ、わ、」
お前は大事な恋人の首が一生傾いた儘で元に戻らず、これから将来的に真面目な場面に出会しても学生の時から付き合ってる恋人に寝違えた首を掴まれて後遺症で戻らなくなりまして、って言わせる気か?
顔傾けらんねぇから無理って強請ってみたら、そわそわしながら重ねて来る柔らかい温もりに安心する。誰もいねぇだろって笑いたくなるくらい目線が彷徨っていて、いつもの癖で俺から身体傾けて押し倒したくなった。
普段と違う戯れも、偶には良いかと二人で眠りに就くまで濃厚な時間を過ごした。
いつも伸ばしてる腕を出そうとしたら、何を思ったのか差し出される腕に口許が緩んで素直に乗せてみた。普段より少し下から見上げる彼奴の整った顔立ちを久々に見た気がする、…この角度気に入ってたな、そういや、なんて一人で呟いてその日は彼奴の腕の中で眠った気がする。
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昨日は試合が長引いたりオーダーの変更があったりでバタバタしてた。部長に次の試合の指示を受けて移動しようとしたんだが、…背負った鞄が軽くて。
……あ、…。
思わず声が出てしまった。気付いた時にはコートは片付けられて別の選手が来ていて、もうどうしようもなかった。とりあえず試合終わった連絡を部長にして、次のコートに移る報告と、ついでに鞄が軽いって話もした。
「今試合終わりました。…で、あの、すいません…」
「負けたか?」
「いや、…あの、新人並の凡ミスしました。…ラケット前のコートに忘れて引き上げて行きました。」
「あー…」
笑うしかなくて、部長も苦笑いだった。
後ろで先輩の声聞こえて、電話切ったら絶対言われてる奴だなぁ、と開き直って笑い続けてた。
「すいません」
「その内手元に戻って来るだろ」
「寂しがってないといいですが」
「…甘えさせてやれ」
「わかりました。存分に。」
優しい部長と冗談を交わしながら電話を切った。普通忘れるか?ラケット。今まで一度も置き忘れた事なんかないのに、昨日は凡ミス…。いつも買う本の占いに、今日の日付で書いてあったのは遅刻したり忘れ物が多いから気をつけろ、ボーッとする時間も大切だけど長くならないように、だと。…1日ズレて当たるとかあるのか?
部室に戻って報告してたら、やっぱり先輩に弄られるし、あー…。
「日吉ー、あったのかー?」
「ありました、すいません」
「何が?」
「ラケット、ベンチに置き忘れたんですよ、初めて忘れた」
先輩がもういいだろってくらいには笑ってるしスゲェ弄られる。本当なんで忘れたかな…頭の中が次の試合!って慌ててたんだな。鈴でもつけて対策するか?優しくフォローしてくれる先輩達で恵まれてるわ、俺。
ラケットは、次の試合会場に運んでくれたらしくて凄い良い人だった、次会ったら御礼言おう。
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先輩達と飯に行った。ドリンクバー頼んで、無難に烏龍茶をコップに入れたんだ、飲んで食って色んな話して、三年しか知らない話とか色々聞いたり愚痴ったり。
で、途中で気付いたんだけど、凄い後味がフルーティーで、口に広がるんだわ、香りが。忍足さんに言われて。
「それ、烏龍茶やんな」
「あ、はい、向こうに。なんか…フルーティーな感じします、オシャレでした」
変わった烏龍茶だなって思ったけど、気にせずに飲んで、おかわりしようと同じ注ぎ口にコップ添えてドリンクの名前見て驚いた。
#トロピカルティー
って書いてあって。一瞬固まってしまった。
……烏龍茶だと思って飲んでたの、まさかの紅茶だった。コップに烏龍茶ついで飲んだら俺の知ってる味だった、いや、マジで…驚いた。烏龍茶とトロピカルティーってヤツが並んで置かれてて、俺は両方とも烏龍茶だと思って注いでたらしい。
「…烏龍茶だと思って飲んでたの、トロピカルティーでした」
「うわぁ、それは…」
「フルーティーな味するとか言ってたもんな」
…いや、もう…何ボケてんだ、俺。また笑われた、あー…。何で気付かなかったんだろうな。って言うのがこの間、先輩達と飯に行った時の話。…恥ずかしい。
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彼奴が部員と飯に行くって言うから快く見送って。彼奴の学校の飯会って賑やかそうだよな、確か賑やかな人が多かった様な…まぁ、お国柄派手っつーか。ああいう時は楽しそうに笑ってんのかなぁとか色々考えてたら、帰って来た。聞いて良いのか悪いのか、こう言う時は恋人でも気を使う。まぁ、楽しいのは当たり前か、部活のメンバーだろうからと思って少し聞いたら彼奴は飯会でも彼奴の儘だった。
そんな急に変わったりしないよなぁと納得しつつ、お互いに自分の事をしてマイペースな俺等。彼奴が風呂に入れば最近買って来た本を読むし、色々準備したり携帯触っていたり、適当な時間になればベッドに入る。二人で寝転んで一日の話をしたり聞いたり、偶に調べ物したり、色々。
少しだけ飯会の話を聞いて、自分の学校の飯会と比較する。もしかしたらウチの方が賑やかかも知れない。賑やかな事は嫌いじゃないけど、普段話さない後輩とかいるから隣に座ると話せない、緊張して。
面白い話も浮かばないし、どうしたらいいか解らない。ポツンと一人になる事もあるし、黙って話を聞いてる時も笑ってる時もある。いつも話の中心になるあの人が凄いなぁと感心する。
苦手な飯会とそうじゃない時の飯会はやっぱりメンバーなんだろうなと思う。結局のところ俺はいつものレギュラーと飯会してる時が一番楽しい。
誰かが賑やかに話してるのを聞いて、偶に振られる会話に混ざって笑ってる、それくらいが十分。
そんな事を考えていたら、寝る準備万端の彼奴が隣に寝転がって来て。二人でうつ伏せになって今日一日の話をする。彼奴が開いた携帯の画面を覗き込みながら頷いて笑って懐かしい気分になったり、次の休みは何をしようか、なんて恋人らしい予定を立ててみたり。暫くしたら瞼を擦って枕に擦り寄る仕草に気付いて部屋の電気を消す。枕の代わりにと伸ばした腕に乗せられる慣れた重みを感じながら抱き寄せる。
肩まで被せた布団の温もりと、伝わって来る優しい体温に釣られて俺まで瞼が重くなる。明日の予定を聞いたりくだらない冗談をぽつりぽつりと口にして笑い声を響かせていると思ったら、いつの間にか寝息に変わってる。そんな姿を見て俺もいつの間にか眠ってる、そんな毎日。