気長にのんびりマイペースに。
半完混合/透過/書き手は複数/交流可
日常・雑話・惚気・裏表現・くだらない話が主。
背後から728クンが覗いてます。
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ちょっと疲れた。流石に。体は何ともなんだが、気持ちか、慣れてないしな、自分で言うのも何だが。
甘い物は偶に口にするタイプだが、今日はチョコレート半分くらい割って食ってた。昼も、食い切れるかってくらいの量のパン買って。疲れると食う方に走るから、ちょっと直さないととは思うけど、頑張ったよなって自画自賛してご褒美でもあるから直らない気もする。
俺より頑張ってる人なんて沢山いるし、あれくらいの事でなぁって思いながらも昨日はウチの部員で一番頑張ったのは俺だろって言いたいのはある。
「日吉、今日一番の有名人」
「疲れた。」
まぁ、皆がイジってくれたから助かったのはある、知識も増えたからいい事だとプラスに考えてる。けど、疲れた、頑張った、俺。
今ならハチミツスプーンに掬ってそのままイケる。
練乳も、舐めれる気がする。
あとは、なんだ…食うのはそれくらいか。
あとは、……聞き慣れた関西弁聞いて、眠くなるまで傍にいれたら良い。一番の贅沢だ。
触れられなくていい、甘い香りと温もりに埋まって、包まれたい。
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「…どこ見てんの」
「……いや、別に」
昔付き合い出した頃、言われた事がある気がする。その時は確か話切り上げて、触れ合っていたんじゃないかと思う。彼奴は目線が気になるらしい。特段変わった場所を見たり変な意識はないと思うんだが、でもまぁ、多少癖はある。…で、この間、また言われた。
「…若クン、見てるやんなぁ」
「…え、俺がか?いや、…。」
思わず我に返ったのと、…正直図星があって、口にしたらヤバいと思って会話を終わらせようとしたらまだ続ける彼奴がいて。どこ見てようがいいだろって言い返したくなったのも事実。
「…夢中やんな」
「……何がだよ」
うるせぇと会話を濁したくなった。自分の嗜好とか色々、付き合っていても知られたくないっつーか、全部言う必要ねぇよなってのが少しあって黙っていたけど、付き合う期間が長くなり、お互いの嗜好とか触れ合い方だとか、伝えていなくても覚えてきて、余裕が出て来ると相手の行動っつーか、癖とか色々気に掛かる事が出て来るんだと思う。
それが俺の場合は目線の話で、癖と言うか、なんか、…彼奴にしか言えないけど、一番言いたくなかった事がバレた気がした。久々に二人で夜を過ごした後の会話で、まさか指摘されると思わず、どうやって会話を切り上げようかと考えた。こう言う時は思考が上手く働かなくて胡座描いて膝に肘付いて頭抱えて自分の行動を振り返る。
チラと目線を流して彼奴を見たら口許緩めて、一つ俺の癖を知って誇らしげにしてる姿が見えて、自分でもあまり気付いてなかったと言うか気付かないふりをしていても、多分嗜好に入る癖を見抜かれて羞恥心で動けなくなった。
恋人に色々知っては欲しいが知られたくはない、そう言う事があるんじゃないかと思う。特に、…戯れている時の、嗜好的なモノは。彼奴に向けている目線がどこに流れているのか、彼奴だから解るんだろうと思う。まぁ、そうか、好きな男の目線流れたら気になるわな、……抱かれてる真っ最中にな。
次から彼奴と触れ合う時は目線気をつけようかと思う、…見てるのバレてんだ、っつー焦りで出来なくなったらどうしようか…それはそれで自信なくす。
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彼奴は俺が話した事をよく覚えている。
感心してしまう。言ったかなって俺の方が忘れている事がしょっちゅうで。二人で部屋で過ごしていて何かの弾みで思い出した、ピスタチオ。
「アイス食べれた筈」
「アイス?食べた事ある。…殻割って食ってたな」
食ったアイスか何かがピスタチオで美味かったとか、好きで食ったとか、偶には煎餅以外のモノも食うんだよってぼやいてみたり、何の味もしないのに必死になって殻割って食ってたな、ピスタチオ…と思い出した。何故かハマって食った記憶があるし、好きな方だと思う。
今殻割って食ってたらお前の相手なんて無理だぜって此処に書いたらピスタチオ全部取り上げられるか、彼奴が剥いてるのを横から摘んでくパターンだろうな。彼奴は俺が彼奴以外のモノに興味を持つと拗ねる、拗ねるっつーか、暴れる。暴れるも語弊があるが、さっきみたいに、殻剥いてるから今は相手無理ってなると恐らく俺が代わりに向くからお前が食って相手して、になりそう。それはそれで面白いから、良い気もするんだが。
言葉にしたからか、久々に食べたくなって、彼奴が風呂に入ってる間に袋から取り出して数粒程、食べるのを我慢して剥き続けた。貯めて食う戦略。
彼奴が風呂から上がっていつも通り隣に座り込んで、携帯触って何かを調べてるのか、とりあえず携帯を触るのが癖。その癖にも慣れて来た俺は真剣に殻を剥いて、其れを口にしたら隣で唇に弧を描く彼奴がいて、一つ、二つ程入れてやった。
「銀杏食べれる?」
「食べれる、焼いて塩付けたら美味い」
「茶碗蒸ししか食べた事ない」
何で、こんな会話になったのか、二人共謎。殻が堅いっつー共通点だけで、これだけ膨らむのか脱線してるのか。
「ピスタチオってさぁ…」
「日吉クン…!」
俺はなんで彼奴に品がない事を言ってしまったんだろう、勢いと…え、……ヤバい男。携帯触りながらピスタチオの殻が剥けるのを待つ恋人と、自分の為なのかもう恋人の為なのか解らなくなった労力を使う俺のよく解らない休日の過ごし方。街で貰った手紙の話をしたり、人の事話したり、…まぁ、日中やら、昨日寝る前やら、…色々したんですけどね、色々と。
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バレたっつー事は俺も覗いてるのがバレてんだから、まぁ…おあいこだな。俺も嬉しい嬉しいばっか書いて浮き足立っていて、もう少し落ち着けないのかって自分に突っ込んでた。
そうなのか?お前の方が経験積んでそうなのが癪だが、聞いてみたいモンだな色々理解してくれるなら。そんなに褒められる様な言葉を綴ってる気はしないんだが、素直にありがとうって言っておく。
行動するにしても、関係性があるなら一つ進めるには少し勇気がいるな、壊したくないよな、気持ち解るって言っていいか解らないが…伝わってくる。見守ってるし、応援してる、マジで。この街の財前クンはやっぱり気になってお前の書いてた文章も興味持ってずっと待ってんだぜ、新着情報。クールな財前クンだと吐露するの苦手だったりするのかなってお前の書いてる言葉を楽しみにしてるんだ。
した事ないのに話掛けてくれたのか?慣れてるのかとばかり…マジで?普通そう言う人ってクールなの貫いてるのかと。優しすぎねぇか?お前も。つか、行動力は抜群なんだな、尊敬する。いや、本当に嬉しい、恥ずいけど…話かけてくれてありがとう。
頁とか色々気にしなくていいから、俺が書きたくて書いたんだ。…長くなっちまった、此方こそ読んでくれたら返信はスルーして貰って良いから。
気付いてくれたら良いな、と期待を込めて。
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朝練終わりに部屋に帰ったら、未だ彼奴は寝息を立てていて。俺の代わりにと腕に抱いているシャツを奪い取りたいが、もう少しだけ、様子を見てみようと思った。
どれくらいの時間を掛ければ彼奴は目を覚ますのか。大概の時間は何となく解って来たから彼奴が起き上がる迄に着替えたり、片付けたり、家の事をして時間を潰す。逆に彼奴は俺がいない間に色々こなしていて、俺とは違う事を沢山してくれるから感謝しているし、尊敬もしている、俺には出来ない事もあるから。
帰宅してから1時間と、少し。寝室を覗いてみたら漸くと起き上がる、ウチの天才サマ。眠そうに瞼を擦って俺の名前を呼んでくる、何処にいるのか、と探して来る。親探してる雛鳥みたいで笑いたくなる。
ベッドに座り込む彼奴に話し掛けたら伸びて来る腕に応えて抱き締めてやる。広い背中を叩いてやるんだ、心音に合わせて緩々と、彼奴の目が覚めるまで。代わりに抱いていたシャツはこの時に回収するんだが。
俺が先に起きて彼奴を迎えるのは、休日でしか出来ない戯れだと思う。丁度朝練帰りの俺と休みの彼奴が重ならないと出来ない事で、多分貴重だったりするんだろうな。
そんな貴重な朝一番に彼奴の温もりを存分に楽しめるのは嬉しいけど、バチが当たりそうで贅沢な時間は少しで良いかも知れない。……月に数回、欲しい。
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何気なく開いた頁を読み解くと気になる相手がいるんだろうと伝わってくる文面に興味を持ってしまった。読むのが少し楽しみになっていて、新しい頁が開かれる度に静かに読んでいたんだが…今の関係を壊したくない事と、踏み込んでしまう怖さが此方に伝わって来て、心情が解るのと、応援したくなる気持ちが出て来て、そっと本棚にしまったんだ。
いつの間にか鍵がかけられた日記帳はもう読めないんだろうと少し肩を落としていたんだが、閉める理由も何となく理解出来るし静かに見守っていようと決めた矢先に書き手が変わっていて、成る程と一人頷いた。
頷いたのは良いんだが、書かれている文章に驚いた。まさか別の街から越してくる前から読まれていたんだな、認識されていた事が嬉しいのと気恥ずかしい気持ちが入り混じっていて、どう返したらいいか言葉を綴るのに緊張してる。
拙い文章なのに読んでくれて、感謝している、お前の言葉もいつも楽しみにしている、とだけ。
…初めまして、ありがとう。違ってたらスッゲ恥ずいからスルーしろよ。何処の誰かは書かないけど、俺とは違って素直に行動出来そうな同級生のエース君へ。
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この間工作の授業をやった。手許が不器用な俺はどうにも上手くいかない。周りは器用にしているのに、俺だけ取り残されていく。
何でも器用にやりそうなのにな。
同級生に言われる。そう言うソイツは器用に適当にこなして、2つのネジを嵌めて行く。ドライバー使ってクルクルと、少し俺より手がデカいのに小さなネジを指に添えてクルクルと嵌めて行くんだ。
器用にこなすソイツといつまで経っても上手くはまらない俺。
同じ事をするだけなのに何故か上手く行かない。
授業が終わりを告げる数分前になっても、俺は未だ不器用に取り残されていく。
ドライバーを持って小さなネジを嵌めていく、ゆっくりと時間をかけて。気にかけてくれた同級生が、色々アドバイスをくれるんだ。俺は素直に従って言われるがままに嵌めて行く。
…出来た。
完成した時にはチャイムが鳴り終わっていて、もう周りは片付けと移動の準備が始まっていて俺もすぐに片付けを始めた。
不器用な俺はいつまで経っても上手く出来ない。
ネジをここに嵌めるだけ、ただそれだけの事が上手く出来ない。
いつになったら、上手く出来るのか。
いつになったら、笑って過ごせるのか。
逃げ出したくなる授業にため息が出る、上手くこなすソイツを羨ましいとも思う。
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落ち込んだ時に絶対声掛けてくるよな、アンタ。
凄いタイミング、本当驚いた。
でも、すぐ消えるんだ。
話したいのに。笑いたいのに。
次はいつ、声掛けてくれるんだろうな。
アンタはマイペースだから。
それでも俺の所に話に来てくれるのは、ずっと繋がっているからなんだろうな、感謝してる。
感謝してるから、繋がったままで、いたい。
アンタに会えるのが嬉しい自分もいる。
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学校が厳しいっつー話はしなくてもイメージで何となく理解されてそうだが俺のレギュラー試験が定期的にあって、この瞬間だけはホントに必死だっつのを彼奴はまだ知らない。付き合う前に一度クリアしたから、試験の話はしてないと思う。ウチの部員である以上は避けて通れない。
それが今年なんだが、今年は色々重なっていてそっちに集中したいけど、試験の方がやっぱり大事でメンタル整えないと落ちたら試合に出して貰えない。
一度落ちた時は周りに再試験頑張ってとは言われたが、再試験までボール拾いしか出来ないし、周りにも迷惑がかかるし、こればかりは仕方がないと気ィ使ってくれるけど、気持ちが疲れる、本当に疲れる。何よりあの人の引き攣った顔が忘れられない、そんな経験はしたくない、レギュラー辞める時は自分から辞めたい。
「次がダメだったら向こうのコートに帰りたいです、あの場所が好きだから」
「お前が帰りたくても向こうは呼んでないかもな」
「ズタボロに刺してきますね。泣きますよ、ここで」
「好きにしろ」
と当時冗談は言ったりしたけど…心配してくれたんだろうな、ってのは後から知る話。再試験終わった後に監督と話したら聞いた話で「若はどうなったんですか」って一番気にしてたらしい、へー…。監督俺に言うんだ、とも思ったけど。
そんなキツい思いしたのも、もう数年前で今年は絶対落とせない試験が春先にある。日程解らないのが困る、俺は頭良くないし勉強苦手だから本当辛い。どこかに行けるドアは要らないから、暗記出来るパンが欲しい、俺は。
先の予定は組み込んだから来たる試験の準備をしようと思う、来月からちょっと教科書開いて復習して備えないとあの人の試合観に行けない事になるのは困る、あの人の試合って事にしよう、不本意だが。
賢くなりたい、今年は頑張ろう、俺。
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朝から偶には恋人と触れ合っていたいと思うのは我儘だろうか。久々に寝るまで時間が取れそうだと試合後も少し足取り軽くなって監督に挨拶してたら、慣れた声に引き留められる。
「日吉、ちょっと」
「はぁ…」
試合の選手が埋まらないとあの人に呼び止められる。自分の決められた試合以外はしたくない、気持ちを向けられないから。それでもあの人に言われると首を縦に振るしかない。
朝から晩まで、なんなら眠りに就くまで彼奴と一緒に過ごしたいと考えていたが、朝練での試合だけ出なきゃいけなくて夜はお預け。
彼奴に言ったら残念がるより、ウチの人に怒りの矛先が向いていて少し笑ってしまった。
それでも久々に彼奴と同じ時間を過ごせた事を幸せに感じている。
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今ペンを手に持つと、起きてた事が彼奴に知れるがまぁ、いい。
すれ違った後の触れ合いが一番イイって話していた人がいて、…確かになぁ、と思ってしまう。
暫くガッツリ彼奴と何もしていないんだが、次の休みくらいは時間を共有したい。
つか、出来る時にしないと、テストが間近に来たら余裕がなくなる。これがウチの学校の嫌な所、選手でいる限りついてくる。
テストが終わったらまた解放されるから、喧嘩の一つ、二つ、でもして……あったら困るな。
とりあえず、次の休みは、朝から彼奴と触れ合っていたい。
共通認識だと思うんだが、…彼奴はどうなんだろうな。
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俺の何が良いのかさっぱり解らない。
泣かして傷付けてばかりなのに。
他に相手探せば良いだろと突き放したりもしたのに、魅力のカケラもない男なのに。
聞いてみたんだ、彼奴に。
「俺の何がいいんだ」
「…人間味」
…何だ、それは。
…食えるのか?って言いたくなる答えだった。
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新しい街に彼奴と越して来た。右も左も解らない環境に慣れていくのは少し時間がかかるが、何とか彼奴と此処で過ごして行けたら、と心機一転。
ペンを置こうか新しい一冊を譲って貰うのか少し悩んだけど、俺の言葉が好きだと言うから唯それだけで続ける事にした、…我ながら単純だと思う。
彼奴と話し合って二人でなら、とお世話になった環境に感謝しながら新しい光が差す街に辿り着いた。
この場所が、どんな世界なのか楽しみな部分と打ち解けられるか不安な気持ちを持ちながらまた少し雰囲気の違う場所に少しずつ慣れて行きたい。
街の人には迷惑をかける事がない様に二人でひっそり過ごすつもりでいるので、よろしくお願いします。
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前の日記帳から一枚ずつ新しいノートに貼り付けた。ハサミで切って、糊で貼る、こう言う手作業の方が俺は好きで地味だがやり甲斐はある。新しい事は俺には出来ない、アナログが俺には似合うと自負している。彼奴が寝息を立てている時や、部活の休憩時間に作り直していたんだ。
もうそろそろレギュラーの試験が始まると思うから、今月くらいは自由にしたいと思って唯無心でやっている。試験もあるんだが、今年はまぁ、…まぁ、……部長の試合見に行くとでも行っておこう。
あの人の試合が終わってしまったら俺は一体何を追いかけて行けば良いんだろう、何を支えにテニスを続けていくんだろう、他人からすりゃくだらない事を考えながら新しい日記帳に貼り付け直せば100枚近くあった古い日記も枚数が減って、表紙が傾いてしまう。代わりにと譲って貰った一冊に厚みが増して思い出と共に腕の中。
…御前がいつも言う推しとか言うのを部長の試合に例えてみたが、…どうだ。俺にはそんな物はないが、ウチの部長に例えたら中々面白いなぁと文房具を片付けながら寝息を立てる彼奴をチラ見した。
偶には御前も自分の学校の部長の試合でも見に行ったらどうだ、こう言ったら御前はどんな顔するんだろうな。
…ある意味追っかけてはいるんだが、…な。言葉は難しいと過去に書いた日記を見直しながら消しゴムを擦り付けて文字を書き直す。無駄な頁を消したり、言葉を書き足したり消したり。
毎日一冊ずつ増えて行く棚の日記帳に目移りするけど、個人的に大切な一冊だから簡単には捲れない。そうだよな、と呟きながら栞の差し込まれた一冊を手に取って読んだ。
俺とは違って綺麗に飾り付けられたノートだった、俺にはこんな手の込んだ真似は出来ないと感心しながら少し読んだ後に元の位置に戻しておいた。
俺の分厚い一冊は彼奴の隣に無理矢理押し込んで、周りと比べながら今日から此処が俺等の本棚だと満足して部屋を後にしたんだ。
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後輩にも色んなタイプの奴がいて。200人近くも部員がいたら中には変わってるっつーか、色んな奴がいる。自己主張強いとか、態度悪いとか、真面目なのもいるけど本当色々。
もちろん可愛いと思う事もあるし、腹立つ奴もいるし、…まぁ、色んな奴がいる。
鳳とロッカーが近いらしい後輩は少しふわっとしたヤツで、よくテニスやってられんな、くらいにはふわふわしてるんだが…性格は素直だと思う。俺も偶に話す時もある。でも会話に首を傾げる事があってどうしたら良いんだ、って悩むけど、悪い奴じゃない。
結局落ち着くのは「悪い奴ではない」そこなんだろうな。じゃあ悪い奴ってどんな相手だよ、と思うけど結局主観しかないし、基準はない。まぁ、挨拶して素直でいればテニス弱くても可愛がって貰えるのは多少あるかもな。
で、話が飛んだんだが、そのふわふわした悪い奴ではなさそうな後輩と鳳との会話が聞こえて来て笑いそうになった。
「今年もよろしくお願いします、の挨拶っていつまでしたらいいんですか?」
「確かに、恥ずかしいよね」
「先輩皆さんおっしゃっててー、会う人会う人されて、解らないです」
「有難いんだけどね」
「小学生の時はあんな挨拶してなくて、びっくりしました」
「俺も最初は驚いたなぁ」
早く答え教えてやれよ、鳳先生って心の中で思い切り笑いながら挨拶してロッカー室出て来た俺は鬼か?
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風呂から上がったら部屋に居なかった筈の彼奴が帰って来ていて、新しく携帯を買い替えたと液晶画面と睨み合いをしてた。
普段座ってるソファにも座らずに床に座り込んで胡座を描きながら自分で何でもやるんだと、俺には出来ない芸当で感心する。
濡れた髪をタオルで拭きながら背後から彼奴を見下ろしてみた。液晶画面に薄ら映る彼奴の表情は滅多にみないであろう緩み切った顔付きで、仔犬が新しい玩具を与えられたような、そんな感じだった。濡れた髪も程々に少し丸まった背中を眺めて、腹部に回した腕に力を入れて貼り付いたら肩先に顎を乗せる。
背後から覗き込んで彼奴の指先と画面を目で追って俺には苦手な分野だと口も出さずに、冷えた体を少し温めてやろうと貼り付いた儘だった。
俺の熱った体には彼奴の体温が心地良くて、広い背中に頬を埋めて瞼を閉じながら微かに聞こえる心音が安心する。鼻を擽る彼奴の香りも全部俺のモノだと思って俺まで口許が緩んでしまう。
「…出来たのか?」
「もうちょっと」
彼奴が満足するまで好きにさせてやろうと大人しく背中で待っていたんだ、この日はずっと携帯を握り締めてる彼奴が少し可愛いと思った。
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出会ったのは偶々、偶然で。
合宿所で相部屋の奴だったな、くらいの認識。
いつも一人でいて、自分の世界観だけで過ごしてる奴。周りの賑やかな環境に溶け込んでいても、流されずに自分の事を淡々とするイメージの、そんな奴。話したいと言われた時は予想外過ぎて、話す相手間違ってんじゃねぇか、と首を傾げながら肩を叩いてみた。
振り返る相手を至近で見たのはこれが初めてで、整った顔立ちと少し強気な目許、背丈も似たような体格で。目線は同じ高さにあったのを覚えている。相部屋の連中との会話だけを聞いていたら何かしら気怠そうにしていた印象があったが、話しかけた時は些か嬉しそうにしていたような気もする、気のせいだったかもしれないが。
少し話してみたら立場も考え方も似た境遇。思考が同じだと少し安心するのは何故なのか、俺には心地がいいと思えたからなのか。気が合いそうだ、と思いきや俺等は出会った当時からすれ違いが多くて、何が原因か解らなかったり解っていたとしてもどちらも意地を張り過ぎて収拾がつかない。
それに冷静に見える彼奴の方が血の気多いのと、…何だろうな、嫉妬の様な…俺には解らない感情。だからすれ違って気持ちを理解する事が出来ずにいた。彼奴も彼奴でどうしたらいいかを悩んで辛かったんだろうと思ったりもする。
暫く話して、この先どうしようかと考えた時に、彼奴から好意を伝えられて。今思うと言い方も雰囲気もスゲェ攻撃的で、…彼奴らしくていいんだが、甘い雰囲気なんてあったもんじゃなかった。まぁ、そう言う雰囲気なんてモノを俺は求めていないからいいんだけど、胸倉掴んで言うんじゃねぇかってくらいには強烈な愛の告白ってヤツだった。
あまり誰かとこう言う付き合いをした事がないから、何て返事をすれば良いのか解らない。解らないのと、……何だろう、色々気持ちが溢れて来て。
彼奴からの気持ちは嫌な理由も見つからず、だからと言って傍に居ていいのか俺で大丈夫なのかとか普段考える事のない感情が表れて伸ばされた手を握り返すのに少し時間がかかったけど、あの時肩を叩いた指先で今はしっかりと互いに指を絡めて過ごしている。
最近はすれ違う事もなくなって、毎日穏やかな日を過ごしてる。何がきっかけかお互いに解らない、けど最近は二人で過ごせる日には時間を共有して隣同士で眠ってる。
後はいつも感謝の気持ちだけ伝えて素直に頷く様には努力している、彼奴に言われた事を忘れずに俺なりに彼奴の為に。これから先も、許される限り傍に居たいと願っている。
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自分の部屋の荷物なのに、いつ買ったんだって物が出て来るのは何故なんだ。
買った当時は光り輝いていて大事にしまい込んでいたのに、今日見たら当時のような気持ちは薄れていて、どうしようかと立ち尽くす。
使えるものは使って、もう本当にどうしようもないものは捨てる、捨てるのは良いが、最近は何でも適当に捨てたり出来ないし、リサイクルショップに持って行ったりする。微々たるもんだが、小遣いになるから、読まなくなった本を出した。チリツモ精神で貯金箱に貯めて、欲しい本が見つかったら使おうかなと思う。
手に入れた当時に光り輝いていた物はやっぱり捨てれずにもう一度引き出しにしまい込んだ。それを見ると買った当時の事を思い出して懐かしい記憶が蘇る。気持ちは薄れてしまっても、思い出は残っていて、今の俺には宝に感じているから。
こんな事をしているから掃除が終わらなくて、もう今年も後数日で終わる。今年はアレだ…同級生とゲーセンに行き過ぎた、どうすんだ、野郎の部屋にぬいぐるみばかり…でも取れるとテンション上がって楽しいんだよな、はは。今年の大掃除は部屋にあるぬいぐるみ達の移籍先を探す事から始めないといけないかもしれない。
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後悔と言うか、少し残念と言うか。
まぁ、後悔だな。
確かに保管したはずの文字がいつの間にか消えていて。何処にしまい込んだのか何枚か頁を捲ってみたんだが、やはりなくて焦った。
まぁ、また書けば良いか、と楽観的にはなれずに少し落ち込んだ。唯の記憶を記した頁なら諦めもつくんだが、…相手の為に綴った言葉だと流石に俺でも落ち込んだりする。
綴った言葉はもう思い出せないし、同じ言葉は二度と浮かばない。またいつか、なんて言って自分を慰めようとはするんだが、…少し引きずった。
彼奴と言い合いになったりしなけりゃ、綴った文字を消したりする事はなくて今でもあの頁に残されていたのに感情に流されて思わず破り捨てた事を反省している。文字を別の場所に残していて、ほとぼりが冷めたらもう一度黙って記そうと考えていたんだが、何故か消えていて、もう後の祭り。
この後悔がなくなるにはどうすれば良いか。
忘れるっつーのは中々難しく、時間が解決してくれるのか、はたまた彼奴から慰められて落ち着くのか。また気持ちが浮かんだら記そうかと考えてはいる、何でも嬉しいとちらちら見て強請ってくる彼奴が想像出来るから。