気長にのんびりマイペースに。
半完混合/透過/書き手は複数/交流可
日常・雑話・惚気・裏表現・くだらない話が主。
背後から728クンが覗いてます。
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彼奴は日記に気づいてなかったらしい。気付いてないっつか、大概俺が書いたって言ったら本棚覗いている。内容を知って、俺の顔をマジマジと見つめてくるから、少し面白くなってきて、俺もつい悪ふざけが過ぎてしまった。
…実はな…お前抱いたの…。
瞳を丸くして肩を揺すって来る彼奴が面白かった。来年は何を話そうか、まだ言ってない事あるかもな。……そうだ、抱いたのは俺だけど、…彼奴が上が良いって言った時は…どうだったかな、余りにも嫌で…嫌って言ったらまた喧嘩になるから止めとこう、けど、俺じゃなか、っ…た、かもな、なんて。
4月は少し余裕がないかもしれない、俺も初めての事だから感覚も掴めなくて上手くいかない事もあるのかと思うと少し不安だったりする。けど、部室に行けば先輩もいるから何とか頑張ってみようかと思ってはいる。この時期は彼奴も大変みたいだから、お互いゆっくり話が出来る時間を大切に出来たらとも考えてはいる。
彼奴が喧嘩した、って書いてるから、まぁ、書くしかないけど。喧嘩っつーか、うーん…何だろうな、多少のすれ違いと言うか、勘違い?言葉が上手く伝わらなくて、一方通行になる。相手が履き違えたり俺が言葉を言い間違えたり。お互いに気持ちは同じなんだけど、なんか噛み合わなくなる、で、別の部屋で寝るって枕抱えて出て行ったら彼奴がついて来たり来なかったり、偶に廊下で寝たりソファで寝たりする、…何やってんだ、俺等。
変わらずにやってますよ、って誰に向けての報告なのか。
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エイプリルフールが一日ズレた。
まぁ、あまり意識しない日ではあるな。
人を驚かせて笑わせるような嘘を思い付く自信はないな、うーん…冗談を含めてになると難しい。
意外と人に噓をつくのは難しいんだな、何の嘘を吐こうか、なんて考えている時点でこの世界的な企画に向いていない。
実は俺には一卵性の双子の弟がいる。
今は訳あって別々に住んでるんだが、偶に…本当偶に俺が試合に出るのが億劫な時は弟が出てくれたりしてる。顔も声も似ていて、よくバレずに今まで来れたなってくらいには数回変わって貰ってる。部員にも何も疑われた事もないし、上手く入れ替わってると我ながら思う。
彼奴も見分けつかないんじゃねぇか、言ってないし、言ってないのは話す機会がないだけで、言う必要もなかったけど、今書いたからとりあえず…まぁ、いるんだ、実は。
今度会わせても良いが、見間違えそうな気がするな、似てるから本当に。ウチの部長ですら見分けつかないんだぜ、無理だよ、お前にも。まぁ、お前の日記のネタにはなるんじゃないか、実は恋人が双子だった話でな。
…もう少し深く掘れたら掘る。
そんな事を考えていたら、珍しく眠気が来そうだ。虚ろな目でペンを持ったから、夢なのか現実なのか不思議な感覚。
……続きが聞いてみたいなら起こしてくれよ。
眠いし、疲れたから寝る。
甘い言葉はもう必要ねぇか、言い尽くした。
目が覚めて一番に視界に映るのがお前だったら良いなって毎日思ってた。
もう眠る、……おやすみ、財前。
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せっかく出掛ける予定でいたんだが、…雨で気分が落ちた。
少し眠たい気もするけど、今日は行くって決めていて二度寝もせずに布団から脱出したんだ。昼からの予報だった気がするが…窓越しに外を見たら寝起きで目が悪くて雨かどうかも解らない。漸く見つけた歩行者が皆傘を差していて傘が必要なくらいの雨だと解った。
どうしようか…一日中雨だとはっきりしたら諦めもつくのにな。
そんな風に考えながら雨の予報を数時間先まで流して見たけど、やっぱり雨で。少しくらいならと思ったけど、どうしても雨。行こうか、やめようか、暫く考えていたら1時間経って、やっぱりやめようと項垂れる。今日は昼も食いたいモンあったけど、きっとそう言う日じゃないんだろうな、と諦めた。とりあえず、最低限の用事だけ済ませて、掃除しよう。
最近掃除の話しか書いてないよな。…彼奴いつまでやってんだ、って思われる。何だろうな、前はもっと早く済んだ気もする。
そろそろ衣替えしても良いか、また寒くなったりしそうだが、コートはもういいかもな。制服の上着は暫く置いておこう、夜はまだ寒いから。この時期から暑いって上着脱いでると夏に脱ぐ物がなくなるって会話をしたら先輩が笑ってた。そしてまたネクタイはいつから外せるんだ、の会話をするんだろうな、5月からですよ、先輩。…多分ですけど。
嫌な季節が段々と近づいて来る。
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絶賛春休み中なんだが、もう明日、正確には今日で休みが終わってまた学校が始まる。
桜が咲いたら、なんて浮かれていられない。来週から後輩が入って来て、もう直ぐ教えなきゃいけなくなる初めての春が来る。
凄く懐かしい人が夢に出て来た。
小学校の同級生だった。
自分の近況を話していて、聞いて欲しいんだろうなぁ、俺って思う。
…今日はまた掃除しよう。
掃除する、と言いながらのんびりしてたら、去年の今日彼奴と喧嘩して仲直りしてた、ははー。
俺はモノが多いのか…
片付かない。
銀杏の素揚げ?みたいなスナック菓子の様な物を買って来て美味くて一人で爆食いしつつ、銀杏の食べ過ぎってヤバかったよなぁと考えていたら、彼奴に食べ過ぎたら危ないって言われ、やっぱりそうだよなって震えて来た。
…一袋食べた。
いつ?
いま。
食べ過ぎたらどうなるのかって調べたら涙出そうなくらい怖すぎる。もう食べたし、…どうしようもない。
これが最後の会話かもって震えながら彼奴に甘い台詞残したら彼奴のが泣きそうになってて、平日の昼間から銀杏食べ過ぎて死ぬかもって二人でパニックになってんだけど。
症状が出るのは1時間後かららしい。
…何やってんだ、俺等。
…生きてる。あれ…素揚げは大丈夫なんだろうか。
隣で寝息を立てる彼奴を暗闇の中ぼんやり眺めていた。ある時間になると瞼を擦り始めるから寝ようと伝えるんだが、今日撮った写真とか学校の話だったり、趣味の事とかぽつほつ話してまだ寝ない。
寝るんじゃないのか、と偶に首を傾げるんだが、彼奴の気持ちは理解していて俺の為なんだろうな、と考えている。それに会話を繰り返したり、新しい話題振ったり俺も悪いんだが、こう言うのはお決まりな事でもあるんだよな、寝るって決めた時間に盛り上がってしまうのが。
瞼を擦り始めてモノの数分で寝息を立てる彼奴の隣で深い眠りに就くまで眺めてる。
よく喧嘩をする俺等で、すれ違った日は隣に居たくないとか、頭を冷やしたいとか色々あって一人で居たいと思ってしまう、けど彼奴は違っていてどんなにすれ違っても寝るのは隣にいて欲しいらしい。
それでも俺が出て行くからもうどうしようもなかったりする。最近はすれ違う事がなくなって来て、時間が許される日は隣で寝ている。
こう言う時の感情は何なんだろうか、嬉しいとか可愛いとか、幸せなんだと思う人もいるんだろうな。
俺は一体どう言う気持ちで彼奴の寝顔を眺めているんだろう。
多分、幸せなんだと思う。
あまり口にしない言葉だけど、幸せが一番しっくり来る。
あと多分可愛ええ好き好き大好き愛してるーーて思ってんでお前、顔見たら分かる。モロバレや。
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何書きに来てんだよ。…うるせぇ、毛布被って寝る、今日から。
この間、部室で寝てたら、クッソうるさい奴来て。なんでそんな生活音うるさいん?てか見て解るやんな、休んでんねん、こっちは。ずっと言おうと思ってたけど、我慢してんねん。って言いたくなったけど堪えて挨拶だけ返したわ、褒めて。
いつか耳元で、てんど◯まんのテーマソング爆音で鳴らしたるわ、先輩。
先輩知ってます?てんどん◯んのテーマソング。茶碗箸で叩きながら機嫌よう歌ってるんですよ、やかましい丼やで。
ウチ、小さい子供いてるんでアニソンよう流れてますねん、テレビやらスマホやら。令和の子育てはママの子守唄だけちゃいますねん、最近は泣き止ますのに動画見せるんですよ。お気に入りの一曲でね、よう聴きますわー、ウチの子は行儀良いんで茶碗叩いたりしませんけど。叔父さんしてるでしょ、俺。
今度先輩の耳元でテーマソング流したげますね、歌い出しのところ、目ェ覚めてえぇスよ、ホンマに。
仕返し?ちゃいますやん、ウチの子と同じ様に機嫌ようなって欲しいんで。
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てん〇んどん〇んてん〇んどん~
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人と会話をするのが得意じゃない、自分から進んで話し掛けるのは特に。自ら肩を叩いたりもしないし、俺が話しかけたら嫌な気にさせたらどうしよう、とか本当に考えている。先輩達と上手く話せるのは付き合ってる期間が長いから、どんな人か解っているから、お互いに。
新しい相手を知るのも会話が成り立つのも少し時間がかかる、初対面の奴からしたら無愛想な奴だと思う、直したいけど、多分一生このまま情け無い。
要は人見知りなんだが。
加えて俺はあまり人に物を教えるのが得意じゃない、後輩にテニスの事を教えるのなんて、特に。俺がするよりも誰かもっといい奴がいると思う。説明も上手く出来ないし、人に教える程知識もない。
それに比べて同級生は後輩とも楽しげに会話していて良くもまぁペラペラと、と思う。俺とは対照的な性格をしている。彼奴の凄いところは周りに合わせて話し掛ける所だと思う、俺には出来ない事だ。彼奴の方が人も集まるし、上手く周りに合わせられる、愛想もいいし、何をしても上手く行くと思う。
同級生と俺を比べたら歴然に向こうの方が指導には適任で。やりたいならやれよ、って思うし、俺には向いてないって解っているから自ら手を挙げたりしない。ずっと逃げて断って来たんだ。苦手な事から多少逃げたって良いだろ、誰が卑怯だと言うんだよ。
向こうが後輩に色々教えてるのを横目に俺は自由にしていて、言われる儘に試合をして、ある意味微温湯に浸かってはいたんだ。それはダメだって事も解っているし、何かしないといけないのも、自分の為にはならない、そんな事は言われなくても解っている。
けど、周りの目が気になるし、自信が持てなくて、指導には当たりたくないって声が掛かっても首を横に振っていた。それがもう逃げ場がないくらいの立場っつーか、壁際まで来てしまって。
「日吉、話がある」
「はぁ…」
人には向き不向きがあるんですよ、と言いたくなる。他の人に言われても断って来たのに結局あの人に引っ張られるんだ。で、俺はあの人に言われると黙って頷くんだよ、…パワーバランスどうなってんだ、ウチの部活。
この世界でいっちゃん金髪が似合う男前な俺等、誕生日おめでとう!
AVに夢中になって恋人に背中蹴られてる(ゲラゲラ笑ったんやけど)隣の棚の俺も、どこかで恋人と隠居してるであろうちょっと前に世話なった俺もおめでとう、…多分二人だけか、知ってるの。書き足したろ、読むか知らんけど。
最近の傾向として自分で自分を祝うスタイルに変わって来てる、誕生日までに小遣い貯めて欲しい物買う、もしくは食う、最高やと思う。可愛い恋人いてる俺はプレゼント貰ったり遊びに行ったり夜は宜しくやってんねやろなぁ、と勝手に心温かくしてる。
誕生日と言えば…実は昔、お付き合いしていた方と夜過ごす事なってんけど、緊張し過ぎて立つモンも立たん……って話は特にないねんけど、誕生日の祝いにと、いつかその土地に行ったら買いたいと思ってたご当地キーホルダーがあってな。
心友が丁度試合でその土地に行くというから買って来てくれ、と頼んだんや。金は払うから、と。発売当時は売切ればっかで、買えんかった物を彼奴は買うて来てくれてん。何軒か回って見付けて買ってくれてんな、写真付きでメール来てん、謙也あったで!って。ありがとう白石君、愛してるよってお礼を言いつつ会った日に両手開いて待ってたら、忘れたからまたって言われてな、もうな、…めっちゃ経つねんな、察して、めっちゃやねん。
俺はその土地に行く機会がそれから2回あったんやけどな、彼奴が買って来たって言うから俺は目の前で潤って販売されてる物を買わずして帰って来てんねん。でな、モノは相談やねんけど、催促していいと思う?
頼んだとは言え金は彼奴が支払ったからまだ彼奴の物やん、払った後なら催促したらいいとは思うけど。一回な言うた事はあんねん、お前が買ってくれたから俺はこの間行ったけど買わずに帰って来たんや、と。ほなら、忘れてた、持ってくると言われてな、めっちゃ経つねん。
で、2回目のチャンス来たけど、彼奴の事考えたら買わずに帰るしかないやん。もう買うたら?って思うやろけどな、キーホルダーなんぼも要らんやん。
どうしたらいい?
多分な、彼奴な、引き出しにしまってるねん、俺に渡さなアカン、無くしたらアカンって考え込み過ぎて多分直し込んで忘れてるんよなぁ。俺は知ってんねん、引き出しに何でも仕舞う癖を、部屋に何回行ったか。
誕生日絡みで何かないかなと思い出したら、心友の鈍臭い話の相談しかない。俺も忘れかけている。
何この幸せのカケラもない日記。
幸せを埋めるには彼奴から受け取るしかないんやけどな、なんか、こう…言われへん。
もう一回聞くわ、…どうしたらいい?
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彼奴に何を渡そうかと暫く真剣に悩んで。
慣れてないのと、センスが浮かばないのと、色々。
毎回言うけど、誰かのセンスが欲しいし、知恵を授けて欲しい。そろそろ、慣れてないでは済まなくなる気もするんだが、少し考えて結局今年は変わった物を返してみた。
変な返しだよなぁと思いつつも、まぁ、人より変わった事して他人と被らない事で印象付けたいのがあるから、ちょっと高めのティッシュを数箱買って鼻拭いてやったらスゲェ喜んでいて、こんなに喜ぶのなら、なんかもっといい物考えて返したらよかったかなぁとか反省。
大事そうに箱を腕に抱えて1枚取って俺に渡してくる、何かと思えば拭いてくれだと。拭くまでがホワイトデーらしい。まぁ、この時期だけの厄介ごとだから暫く付き合おうかと毎日拭いたり渡してやったり。
そういや、彼奴自身は覚えていたのかいないのか。どうなんだろうか、待っていたなら申し訳ないし、忘れていたなら…いや、でも、悪いか。来年は何味のチョコ用意するんだろう、結局何故いちごばかりだったのか聞いてない。残りは三分の、二…くらいか、溶けるまでに食い切るだろうな、と彼奴が居ない部屋で口にして、彼奴の事を思い浮かべているのは、相当だと思う。
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この間、あの人の代わりに部活の会議に出たんだが、鞄にペンを入れたと思っていたら入ってなくてコンビニ寄って買ったんだ。レジに持って行ったら女の人で、
「ボールペンの袋開けておきましょうか」
って言われて、
「ありがとうございます」
って思わず返したら、
「昼からも頑張って下さいね、寒いから気をつけてね」
って言われた。コンビニの店員さんにそんな風に言われたの初めてで感動して泣きそうになった。この店の常連になろうかと思ったわ、学校から近いし。制服着てボールペン買ってたから何かあるんだろうなって思ったのかな。
俺の母さんと同じくらいの歳格好の人だった、ありがとうございます。
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彼奴が花粉症だって言うのを忘れてた。
そういや、去年も辛そうにしていたか?そんな話を書いてたか、と頁捲ったら書いてあって、…忘れてた、悪ィ、とティッシュで鼻拭いてやって宥めてた。薬飲んだりしてるみたいだが、効果が効いてくるまで時間かかるし宥めるしかないな。
少し良いティッシュを買ってリビングと寝室に一つずつ、この時期だけかもな。顔立ちが良いのにこの季節は鼻も真っ赤にしていて、ティッシュ詰めてるから台無しになっていて笑える。
花粉症ってくしゃみと痒みだけのイメージだったんだが、咳が酷いとか熱出るとか側から色々聞いて、それは唯の風邪なんじゃ?と思いながらも辛い事には変わりねぇかと山の様に溜まっていくティッシュのゴミを捨てて行く。症状は人によるか、とちょっと勉強になった。
夜も薬の所為で眠気が凄いらしくベッドで横になって彼奴が瞼を擦り出したら部屋の電気を消している、俺は部活のルールで眠気がある薬は飲めないから、彼奴の辛さを解ってやれなくてもどかしい。
恋人が花粉症で大変なのはウチだけじゃないらしく、100頁のお祝いにと投げられた見舞をウチの天才サマにも伝えておきました、ありがとうございます。読みました、二人の事想像して笑いました。…ティッシュの用途が他にありますか?あると便利だけど、…色々。
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何だろうな、やっぱり遠慮するんだ。
もう性格的なもので、俺は良いから、と。
言葉は難しい、どうしたら伝わるかわからない。
彼奴の日記捲ったら似た話を書きそうになって焦った、つか笑った。
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この間家に帰ったら山のようにチョコレートがあった。彼奴に聞いたらバレンタインだから食えって事らしいけど、俺は彼奴に好みの味を口にしたんだろうか、大半がいちご味だった。最近毎日いちご味のチョコレートを食っている、お茶を飲みながら。
彼奴はゆっくりメシを食うから、俺が一人でペラペラ話し掛けてる最中に聞いているのかいないのか、反応だけ伺って自己紹介の話を愚痴ったら開口一番に言われた。
「…俺は推しやない」
「じゃあ何だ」
「…すきぴ」
携帯触り過ぎて何処からともなく聞いて来た言葉をお前は知らねぇだろって感じで言って来たりする。クラスの女子が使う様な言葉を急に口にして、笑わせて来る。何が違うのか聞いたけど、特段彼奴が詳しいわけでもなく、二人で首を傾げる。
「推しは部長、好きは財前光?」
「そう聞くと不思議な…」
自分で言ってて鳥肌立って来た、趣味とか好きな物を相手に伝えるのは難しい、っつーか、言葉が難しい。趣味って何だ、と考えたら、やっぱり普段の本を読むってのが一番か。野良猫の観察って…書いたらヤバい奴だと思われるよな、きっと。結局推しって何だ?解らないまま過ごすんだと思う。
…で、今月何を返すのが正解か、二杯目のお茶を飲みながら考えている、誰か知恵を貸して欲しい。俺は多分、これから先も返すものについてずっと悩むんだと思う。
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許される限り彼奴と一緒に寝たり話したりを付き合ってから続けていて。最初の頃は…どんな風に寝ていたのか忘れたけど、腕貸してたり、指を絡めてみたり時には彼奴が寝てしまって寝顔に話し掛けたり稀に逆もあったりして夜中に飛び起きて絶望感たっぷりに頭抱えた時もあったり、喧嘩して背中向け合って寝たり、一緒に寝るのを拒否ったり、色々な寝方をしている気がする。
大体、誰かと布団に入るっつー行為をして来た事がないから隣に誰かいるって環境に慣れる事に時間がかかった。今は彼奴が隣に居るのが当たり前になっちまってて、彼奴が寝るって時間を大体理解していて、布団捲って待機してる俺もいる。
二人で横になって今日一日の話をして、趣味だったり色んな会話を繰り返して…偶に甘い時間を共有して寝る。
俺はどちらかと言えば誰かに寄り掛かったり甘えたりするのが苦手で彼奴から腕を伸ばされても、首を横に振って断って彼奴を抱き枕にして寝入ったりしていた。最近は、何故か抱き枕にされる事が多い。断ってんだが、来いって向こうが強い。あんまり慣れてないからこの気持ちを上手く表現出来ないんだけど、……一言、恥ずかしい。
彼奴に見つからないように腕から顔を上げて見つめてみたら満足そうにしていて、ご機嫌損ねるのも悪いかとまた胸元に額を埋めて目を閉じる。髪を撫でるのが好きらしくずっと撫でて来るのにも漸くと慣れた、…犬になった気分でもある。
吠えて噛み付いたら俺はどうなるんだろうとか有りもしない事を想像する。
彼奴とこんな風になるまでは、誰かとこうやって眠りに就く事がこんなに満たされるモノだとは思ってなかったから、今は何もかもが新鮮で昔の自分とは考えられないくらいに寄り掛かって甘えていて引いている。
もう少し昔みたいに線引きして、俺のことは気にしないで良いから、と落ち着いて寄り掛かる事がなかった自分に戻った方が負担にならない気がすると考えたりもするんだが、彼奴が逆に嫌がって拒否るから自分じゃ考えられないくらいに甘えて寝入っている。
多分、恐らく俺はこれから先もずっと彼奴の抱き枕でいるんだろうな、と頭上から聞こえる寝息で確信するんだ。
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閉じてしまった一冊をもう見れなくて少し落ち込んでる。余計な事したんじゃないかな、とか色々考えて。またいつか、会えたら嬉しい。話すの楽しかったから。どこかのエース君へ。
初めまして、100頁の言葉をありがとう。
お前の言葉を読んで成る程と納得した、どうやって捲るのが正解だったのか解らなくて。
俺もお前の書く優しい穏やかな文章楽しみにしてるんだ。つか、よく知ってたな、俺の前から書いてた日記。認識されてんの嬉しいけど恥ずかしいわ。
散らかして書くのやめて、まとめてみたり。
同級生と話せるの楽しい、話しかけてくれてありがとう。
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要らない物を一つずつ片付けている。
一つ区切りが付きそうだから。
去年の年末辺りからちょっとずつ片付けをしていて、必要な物と要らない物の線引きをしている。
その線引きは何処なんだ、と考えて、人によって違うんだろうな、と思い出を振り返る。
手に取った時に思い出が蘇って来て、色々な感情が溢れてくる。
背後から聴こえて来る懐かしい音楽も一層際立って大事な思い出と共に生きて来たんだと実感するんだ。
溢れる涙の理由は自分でも解らない、寂しいのか懐かしくなっているのか、何なのか訳も分からず流れる涙を拭って大切に仕舞い込む。
それでも大切にしていたけど、これから先には必要がないと感じたら捨てて、もう二度と手に入らないけど、仕舞い込んでいても仕方がない物は使う事にして。
先には必要ないかも知れないけど、未だ少し…もう少しだけ傍に置いておきたいと思う物を箱に仕舞う。順番に一つずつ、思い出しては袋に捨てる、の繰り返し。
大切な物は時が経つにつれて変化して来て、昔は絶対必要だった物でも、今になるとそうでもなくて、置いていても仕方がないと思うようになる。仕方ないと一言で片付くものなのかどうかは解らないけど、今の、これから先の俺には多分必要がない。
物はもう残らないけど、思い出は沢山あって、今の俺にはそれで十分だから。
桜が咲いて、落ち着いたらもう少しだけ片付ける物が出てくる。
少し寂しくなるけど、大事な思い出に変化して。
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この流れは不味いな。
嗚呼、また繰り返して泣かすんだ。
何て声を掛けたらいいか、解らない。
俺が言葉を知らなさ過ぎるんだと思う。
俺は凄く遠慮する人間で、じゃあもう俺の事はいいから、って握った手を離したくなるんだ。
昔からの癖でどうしようもない。
良いから、と首を振って心を閉ざしてしまう。
そのせいで彼奴とすれ違うのに、やっぱり変えられないんだ。どうしたら、この性格が治るのか知りたい。
いつも、何にも興味なさそうにしてるのに。
こう言う時は押してくる。
遠慮しがちな俺を引き上げて欲しい。
多分俺はそう願ってんだと思う。
お前しかいないんだ。
久々に彼奴の肩借りた気がする。
視界がぼやけて彼奴の顔を見る事が出来ない、俯く俺に掛けられる優しい言葉に宥められながら広い背中に腕を回して衣服を握って確かめる。
彼奴の腕の中が一番落ち着く、離したくなくなる。
100頁、おめでとう、俺。
2回目の自分で祝うスタイル。
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書き直そうかと思ったけど、この時の気持ちは本物やからそのままにすることにした。
100項おめでとう、俺のクールな恋人くん。
めっちゃ最近祝ったような気もしたけど、よそはよそ、ここはここ。てことで、改めて。
月になんぼか家出るわ引きこもるわ鍵ぶち壊すわ、レベルの別れ間際まで行くくらいの…何やったら別れとる喧嘩繰り返しながら、どっかでお前とはずっと一緒におって…あほな話したりイチャついたり、て毎日が続くんやろなぁて思ってる。
部屋出てったってお互い離れられへんの自覚しとるくせに、お互いに意地っ張りの臆病モンやから…喧嘩でっかくなったりもするけど、でも…あー……お前もそう思ってくれとる、て確信がある。
ビビりで寂しんぼの俺がここまで安心してられてんのは、ほんまにお前の言葉と行動があるからで。
…めっちゃ感謝しとるし、どんだけずっと一緒おっても惚れ直し続けるやろなて思っとるとこの1つでもある。
……あ、あー…?
100項祝いのはずが付き合うて何年目、とかの記念の文みたいになってもうてるわ。…まぁええか。
ほんでめっちゃ語彙力あるお前と違って、俺はほんま語彙力少ないしそう言うん弱いからほんまに2年記念日とかに全く同じこと言うてそうで怖いねんけど。
頼むから読み比べたりせんといてや。
まぁ、…これからも楽しみにしとるし、これからも隣おってや。てことで。
大事な可愛ええ恋人くんより。
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甘いものには困ってないんだが、別で一つ困った事があって。新人に向けてレギュラー陣の自己紹介載せるから趣味とか色々教えくれって話になってんだが、……本当に、…本当に苦手だ。
マジで浮かばないから頭抱えて1週間が経ったんだ。締切まであと数日って時に先輩から余計なことを言われて、ボール投げ付けてやろうかと思った。
「自分アレでええやん」
「何ですか」
「跡部の追っかけ」
「嫌だ!そんな恥ずかしい事絶対に嫌です!」
「めっちゃ嫌がるやん」
ゲラゲラ笑いながら真剣に考えている俺を冷やかす先輩。嫌過ぎんだろ、そんな趣味。本を読むとかメシに行くとか、趣味なのか?マニアック過ぎる本の内容を聞かれたらどうしたらいいかも解らないし、メシも頻繁と行く訳じゃないし。
自己紹介が苦手で、俺の紹介なんて誰も見ないし、誰も俺には興味なんてない、俺が何かを好きだって言う事で気分悪くしたらどうしようとか本気で思っている。し、趣味とか好きな物を陰で悪く言われるなら黙っていたいとかまである。
自己紹介上手い奴が本当羨ましい。渡された用紙にスラスラと記入する人もいるけど、凄いと思う。こう言うのはいつも同じ事を書いたり適当にするんだと。同じ事を一つ考えておいたら次から書けるからすぐに終わるって話していて納得した。
鳳が作ってんだが、早くしろってスゲェ詰められて部室で暫く押し問答になり、周りで先輩等が聞いてるのか聞いていないのかずっと携帯いじってんだよ。こう言う時って大概携帯触ってるフリで話聞かれてんだよなぁ、と自分の経験から思う。
「じゃあ跡部部長の試合観戦にしよう」
「絶対に嫌!恥ずかしすぎるわ」
「何でそんなに嫌がるの、今時推しの試合観戦なんて珍しくないよ」
「推しって何だ」
「え、そこからなの?」
同期で言い合うのもほったらかしにされていたのに俺が良く解らないって言い出してたら先輩等に凄い笑われて突っ込まれて。
「良い趣味だと思う」
「良いやん、今時やで」
「携帯触ってたんじゃないんですか」
「仲良い二人の声が入って来て」
絶対会話聞いてたよな、アンタ等って言いたくなる。自己紹介なんて枠組みは消えたら良い、大体何で自分の紹介なんかしなきゃなんねぇんだ、とマジで思ってる。
本当に推しの意味が解ってない、区別が付かない、普段から口にしない言葉を言われると混乱する。好きと推しは違うのか?俺あの人好きじゃないんだが、……混乱して来たから、彼奴に教えて貰おう、帰って来たら。彼奴の方が詳しいと思うから、こう言う現代語。
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俺のボヤキで埋められて行く日記を自分が思っている以上に見て貰ってる事を自覚しようと思う。謝る事ないです、ちゃんとしっかり読んで下さりありがとうございます。俺もちゃんとしっかり読んでます、…まぁ、映像映ったら見るよなと同意だけ、…これ以上は言わない。
毎年恒例のイベント。俺が入部した時に比べたら大分減ったけど。相変わらずの高そうな箱に入ったモンやら、馴染みあるモンだったり、この数の小分けは何時間かけて作ってくれてんだろうなぁと。
「若、食うか?」
「アンタにでしょ」
甘い物は食わないんだと、偶にしか。貰える物は素直に受け取るけど、去年はあの人に宛てた手紙が入っていたからそれだけ確認して中身は貰って帰って来た、暫く甘い物には困らない。
去年のこの日は…と何となく日記を捲れば……捲ればスゲェ格好付けたこと言ってて恥ずかしいから消しゴムで消してやろうかな、彼奴が読み返す前に。去年は全てが初めてで新鮮だったから、イベントは大切にした様な、今年は無下にしたと言うよりも落ち着いたのと、やりたい時にやればいいっつー感じに落ち着いたんだと思う、クリスマスも特に何も、まぁ、気楽で良い、そこは有難い。
レギュラーの試験がいつなのか、確か春先だった記憶があって、色々言われているから何から手を付けようか悩んでいて準備をしようと顧問に聞きに行ったら、まだ先だった。まだ先なだけで試験は避けられないから少し春先に余裕が出来た、って気持ち穏やかになれただけだけど。
エース君の交流可、に口許が緩んでしまった、無理に書かせたんじゃないかと内心焦ってるが…。可愛い奴だな。…惚気てねぇよ、あんなの嫌味だろ、恥ずかしい話だぜ。