[chococityTOP]真夜中の兵隊 | ミルク
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日吉若
2026/02/27(金) 01:03:19
許される限り彼奴と一緒に寝たり話したりを付き合ってから続けていて。最初の頃は…どんな風に寝ていたのか忘れたけど、腕貸してたり、指を絡めてみたり時には彼奴が寝てしまって寝顔に話し掛けたり稀に逆もあったりして夜中に飛び起きて絶望感たっぷりに頭抱えた時もあったり、喧嘩して背中向け合って寝たり、一緒に寝るのを拒否ったり、色々な寝方をしている気がする。
大体、誰かと布団に入るっつー行為をして来た事がないから隣に誰かいるって環境に慣れる事に時間がかかった。今は彼奴が隣に居るのが当たり前になっちまってて、彼奴が寝るって時間を大体理解していて、布団捲って待機してる俺もいる。
二人で横になって今日一日の話をして、趣味だったり色んな会話を繰り返して…偶に甘い時間を共有して寝る。
俺はどちらかと言えば誰かに寄り掛かったり甘えたりするのが苦手で彼奴から腕を伸ばされても、首を横に振って断って彼奴を抱き枕にして寝入ったりしていた。最近は、何故か抱き枕にされる事が多い。断ってんだが、来いって向こうが強い。あんまり慣れてないからこの気持ちを上手く表現出来ないんだけど、……一言、恥ずかしい。
彼奴に見つからないように腕から顔を上げて見つめてみたら満足そうにしていて、ご機嫌損ねるのも悪いかとまた胸元に額を埋めて目を閉じる。髪を撫でるのが好きらしくずっと撫でて来るのにも漸くと慣れた、…犬になった気分でもある。
吠えて噛み付いたら俺はどうなるんだろうとか有りもしない事を想像する。
彼奴とこんな風になるまでは、誰かとこうやって眠りに就く事がこんなに満たされるモノだとは思ってなかったから、今は何もかもが新鮮で昔の自分とは考えられないくらいに寄り掛かって甘えていて引いている。
もう少し昔みたいに線引きして、俺のことは気にしないで良いから、と落ち着いて寄り掛かる事がなかった自分に戻った方が負担にならない気がすると考えたりもするんだが、彼奴が逆に嫌がって拒否るから自分じゃ考えられないくらいに甘えて寝入っている。
多分、恐らく俺はこれから先もずっと彼奴の抱き枕でいるんだろうな、と頭上から聞こえる寝息で確信するんだ。
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