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[chococityTOP]真夜中の兵隊 | ミルク
47: 日吉若
2026/01/10(土) 16:13:23


薄暗い部屋の中で肩を並べて横になる。俯せになったり、肘枕を突いたり、時々座り直して他愛のない会話を繰り返す。時々笑って頷いて寝室に響く二人の会話と笑い声。

彼奴の携帯電話を覗き込んで、趣味だと言う音楽の話を聞いてみたり、欲しいと願望を口にする物を見て理由を聞いて頷いたり。俺にはなかった趣味を彼奴は持っていて、深く聞いたら笑って喜んでいる。
話を聞くのが好きで俺が相槌ばかりを打つからつまらなくないかと偶に気に掛かるが、構わず話してくれるのは関西人独特の会話が上手いからなのか、彼奴の性格からなのか。

眠いと口にする彼奴。手元の携帯電話をテーブルに置いて俺に擦り寄って来る。重くなった瞼を擦ってぽつりぽつりと口にする、頷いて笑って寝かしつける、毎日の様に繰り返す戯れを幸せだと思う。会話を続けていても彼奴の眠気はいつも急に来る。その時が来たら腕に抱いて背中を緩く撫でながら甘い言葉を口にして、すると寝息を立て始める彼奴がいる。
一緒に寝る事がほとんどだが、稀に眠れなかったりすると一人で部屋で本を読む。買った本が溜まって枕元に山積みしてある、…地震が来たら本に埋まる、片付けよう、本当に。

不思議なのは最近彼奴が眠くなる時間に俺まで眠くなる時がある。俺は彼奴より少し寝るのが遅くて、いつも本を読んだり日記を手にしたり時間を潰してた。でも最近は彼奴に合わせて寝れたり、眠気が来たり健康的ではある。健康的なんだが、こんなにも変わるモンなのか?

彼奴は何か変わったんだろうか。いい影響を与えているなら嬉しいとは思うが、試合に影響して向こうの部長サンから指摘されるのは御免だ。

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