#かすみ草。
#透明感。
#水色。
#紫陽花。
#イエローグリーン。
俺が話し始めると堅苦しい文章になりがちなので端的に。
文頭にAを思い出す単語を置いてみた。
長々説明するよりも俺が抱いている印象がわかりやすい気がする。
こちらの主体が千石であるように、実はあちらの主体がAだった。
品もありつつ遊び心もある柔らかい雰囲気をずっと好ましく思っていたんだが、
なかなかアピールする機会を作れず、最終的に形振り構わず此方から恋人になりたいと頼み込んだ。
……Aの誕生日に。
なんと主役にプレゼントを強請る形だった。我ながら何とも図太い。
そんな訳で、こうして特別なポジションに納めてもらっている事自体、初手から随分甘やかされたと感じる。
勿論、今も尚。一体何を返せるのかと途方に暮れてしまう程。
せめて言葉を尽くそうとは思っているので事あるごとに綺麗だと伝えているのだけれど、
最近は、そう?と慣れた調子で返ってくる。
そうだよ。鏡なんかより、きっと俺の目の中を覗いてもらうのが一番良い。
可愛らしいと感じる時すら綺麗だ。
「可愛い」と「美しい」が実は両立する形容詞である事を、俺はAと居て初めて知った。
そういえばAが花束を抱えて家にやってきた時、あまりにも絵になるので「確かこの様子をミュシャが描いていた筈だが…」と思った事がある。
主観でもこの柳蓮二はどうやら様子がおかしいと感じるので、Aから見れば尚更だろうな。
いつも有難う。
呆れながらでも、笑って側に居て欲しい。
お前の心の幸いになりたいと何時も願っているよ。