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1: 不二周助
2026/04/05(日) 22:32:17

歩いて季節に挨拶をしながら
触れてはお礼に歌をうたうように。

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18: 不二周助
2026/06/02(火) 21:01:34

ベッドから見る空

ある人が
空にはたくさんの神様が飛んでいると
そう言っていた
一度だけ鳳凰を見たと言う人もいたらしい

この空から見る鳳凰、それは
どの翼よりも大きく立派で美しいに違いない

今もこの青い空を
色んな神様が飛んでいるのだろうかと考えると
見上げずにはいられない
もったいないとさえ思ってしまった

この窓際から見る空は
今日もとても美しかった

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17: 不二周助
2026/05/30(土) 21:46:12

部屋の片付けをしていると黒い小さな種を見つけた
これはどうやら
数年前に僕が植えたサマーポインセチアの種のようだ

花壇で育てていたサマーポインセチアを
白い薔薇の様に
花瓶に生けて部屋に飾っていた時のこと
当時花に詳しいクラスメイトが
サマーポインセチアは種を飛ばしながら増えていくんだよと
そう教えてくれた

僕もどんな感じで種を飛ばすのか気になって観察していると
パチパチパチン、と
本当に弾けて種を飛ばし始めた
勢いよく飛ぶものだから
部屋のあちこちにちらばり
それを拾った時の事を思い出した

そして今、拾えきれなかったサマーポインセチアの種が
二つ
もしかしたらまだどこかにあるのかもしれない

もう時期が過ぎてしまいそうだから
来年の楽しみにとっておこうかな
そんな些細で大事な僕の楽しみが一つ増えたんだ

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16: 不二周助
2026/05/29(金) 20:45:14

目を覚ますと部屋ではない天井がそこにはあって
知っているけれどもう随分知らない天井になっていた

僕を囲む空気も光も懐かしい
まだみんなが目を覚ます前の朝焼け
寝息とうたたねの声
微かな寝返りと、あの頃のうた

静かだったけれど
でも勇ましい風と海の歌

僕は心地良く記憶を辿りながら目を瞑る
僕は何をしに此処へ来たんだっけ

ああそうだ、治しにきたんだ
たけどもう暫くは
記憶と今を結びつける作業をしていたい

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15: 不二周助
2026/05/28(木) 20:33:31

今日はいつもの場所
いつもの風景じゃない所から眺めている

この街に続く一本の道路を
車のライトがキラキラとしていて
とても綺麗だ

そうすると見上げる夜空も少しだけ違う

ふと思う
今僕がもしこうして手を振ったら
振替してもらえるのだろうかと

まるでゲームのように
まるで作り出した、縁のように
見えなくても
分からなくても
ほんの少しだけ僕は未来の君へ手を振った

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14: 不二周助
2026/05/23(土) 20:22:56

庭で咲いた薔薇
そこで出会ったピンクの薔薇

野良猫が横切るなか
そのピンクの薔薇と白い薔薇をつんで
小さなガラス花瓶に生ける

淡いピンクが白い薔薇へと
グラデーションになっていてとても綺麗だ

家に飾ると、姉さんも喜んでくれた

けれど、もう薔薇が咲き終わってしまう
少し寂しいけれど
また来年も楽しみにしていたい

そして隣には紫陽花
次は君の季節だね
待ち遠しいな

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13: 不二周助
2026/05/18(月) 18:28:57

最初の出会いはガチャガチャだった

それは本物のサボテンが育てられる、キットが入ったガチャガチャ
挑戦してみたけれど、育てられなかった
それから数年して再びガチャガチャに出会い再度挑戦してみたものの
ダメだった

しかし諦めきれず
園芸店でサボテンの種を購入した
けれど封は中々開けられないでいた

と、そんな話を聞いてくれたのは
行きつけの美容師さん
美容師さんはサボテンを育てているらしく
親切な美容師さんはサボテンの土と一緒にアドバイスを僕にくれた
それはとある個人で農業を楽しんでいるお客さんからで
朝日がとても大切だと、そう教えてくれたらしい

そしてその日から東の窓際がこの子達の居場所になった
今ではすっかり大きくなった10個以上育ってくれたサボテン達
こんな風に元気に大きくなってくれたのは
美容師さんの土のおかげであり
お客さんの大切な知識のおかげだ
みんなの優しさや親切が巡って今がある

サボテンを見る度に
その巡りの大切さを一緒に思い出すんだ

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12: 不二周助
2026/05/15(金) 20:23:44

最近庭の緑に触れてから
もうすっかりその魅力に魅了されて
たくさんの新しい植物達を迎えた

一目惚れした子や
寄植えの本から気になった子達まで

その子達が手元にいると思うと嬉しくて
手入れをしている時間がとても幸せに感じる

古く色褪せたガーデンピックの色を塗り直したり
植物を吊るす棚も作ってみた
次はどんなイメージが湧いてくるだろうか
楽しみだな

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11: 不二周助
2026/05/13(水) 23:42:44

庭にある薔薇が咲いた
もうそんな季節かと、何度目かの春を一緒に迎える
しかし今年は違っていた

毎年白かった姿の一部がピンク色に染まっていたのだ
調べてみると色々と理由はあるけれど
この薔薇の場合はどうやら、自然環境の変化だろうと思った

咲き続ける環境の変化で
白い薔薇が持つ色素が日照量で強く発色し
ピンク色になることがあるのだと

はじめて知る感動と驚きでとても嬉しくなってしまった
こうして毎年一緒にいる事で
まだまだ知らない出会いが増えていくのだと思うと
楽しみがもっと膨らんでいく

次は誰とどんな出会いをするだろう
そんな期待を胸に、今年はこのピンクの薔薇との出会いをたくさん楽しみたいな

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10: 不二周助
2026/04/24(金) 23:19:19

静かな午後 ただただ過ぎて行く時間

定期便の紅茶の香りと
春の雨音
そして時計の針の音
それから空調の風の音

静かで心地良い
そう言う時は意識が遡って
大切な記憶や考えがより
大切に思い出されて上書きされる

僕の大好きな時間の一つ

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9: 不二周助
2026/04/23(木) 14:40:12

先日、母がまた一つ歳を重ねた

その日は好きな料理を作ってあげて
お祝いの言葉を伝えた
そうしたらとても喜んでくれた

あなたがこれからもずっとずっと
笑顔で元気に、健康で
そして、幸せでありますように

誕生日、おめでとう。

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8: 不二周助
2026/04/17(金) 21:57:14

早いもので
この町に越して来てから数年が経とうとしていた
賑やかでもあり、静かな町
散歩やウォーキングもとてもしやすく
たくさんの猫にも出会った

けれど夢に出てくるのは、以前住んでいた家ばかり
思い出のつまった大切な家
夢の中でだけ、僕は前の家に帰る事が出来るんだ

何も無くなったフローリングに横たわり
感謝と最後の挨拶を伝えた時の事が今も思い浮かぶ
ありがとう、と。

けれど今は、今のこの家が僕にとって大切な場所だ
いつかこの家の夢を見る日は来るだろうか
その日を夢見て今日も眠りにつこう

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7: 不二周助
2026/04/16(木) 20:48:50

花粉症がだいぶ楽になり
外での作業がしやすくなった

暫くそのままになってしまっていた
多肉植物の植え替えをする
苔を落とし、長く伸びた根を切って
新しい土に植え替える

元々植物は好きだったけれど
改めてこの時間が僕にとって大切で
とても楽しいと感じた
それがやけに嬉しくて
やっぱり、好きな事はずっと好きなんだなって
そう思ったんだ

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6: 不二周助
2026/04/14(火) 01:04:26

数年前に購入した観葉植物から子株が育ち
その子株からまた子株が育って
いつの間にか三世代になった

そして今はまた
二代目から子株が育ち
一代目からも子株が育っている

なんて元気な家族だろうと
そんな事を思い、心をあたためながら
今日も君たちがすくすくと元気に育つように
大切に水やりをしよう

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5: 不二周助
2026/04/11(土) 20:20:03

庭の水やりの途中で
鉢の中でゆらゆらと水に浮かぶ何かを見つけて
手にとってみると
それは桜の花びらだった

まるで春がこの庭へ
僕の家へ来てくれたような
そんな気持ちがして
嬉しくなった

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4: 不二周助
2026/04/09(木) 21:37:17

明け方目が覚めて、窓の外を見ると
朝焼けの空が広がっていた
そこに電柱とベランダで育てている植物が重なって
それがまるで一枚の絵のように見えて
暫く眺めていた

白い砂浜と海の境目のような
そんな、あわくてやわらかな空の色
それがとても綺麗で美しかった

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3: 不二周助
2026/04/08(水) 21:16:29

ふと、その日は深夜に目が覚めた
真夜中の暗闇は一層深く思えて
うつろな頭でぼんやりとしていると
カーテンの隙間から月が見えた
とても綺麗で、よく見えた。

明日は晴れるかな。
なんて

まるで暗闇が明るくなったように、そう思えた。

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2: 不二周助
2026/04/06(月) 21:12:00

レジャーシートを敷いて
寝転んで見た桜はとても綺麗で
地面の柔らかさがあたたかく感じて
いつまででも居られるくらい
時間が穏やかで、とても優しかった。

またこの場所で言葉を綴れる事に喜びと感謝を。
そして、うたと祝福を。

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